TradersTrustのダイナミックレバ追従ブレイクアウトについて

ダイナミックレバ追従ブレイクアウトは、超短期〜短期の中でも「伸び始めだけを、レバレッジを動的に変えながら抜く」かなり高度な手法です。
理論 → 構造 → 実装 → リスクの順で説明します。


目次

1. ダイナミックレバ追従ブレイクアウトとは

一言定義

ブレイクが「本物」だと確認できるほどレバを上げ、勢いが鈍れば即下げる/撤退する手法

  • エントリー時:低〜中レバ
  • 伸びを確認:レバを追加
  • 失速兆候:レバを落とす or 全撤退

👉 方向性 + 勢い + 確認を同時に扱う


2. なぜ「ダイナミックレバ」なのか

従来ブレイクアウトの問題

  • フェイクブレイクが多い
  • 最初から高レバ → 一瞬の戻しで死亡
  • 期待値が安定しない

解決策

  • 最初は軽く入る
  • 伸びたら重くする
  • 怪しければ軽くする

リスクは時間とともに増やさない、確信とともに増やす


3. 構造(3フェーズ)

フェーズ① 準備(レバ低)

  • レバ:2〜5倍
  • 目的:偽物か本物かを見る
  • 損切り:浅く(直前高安割れ)

使う情報:

  • 高値安値ライン
  • ボラティリティ収縮
  • 板の偏り

フェーズ② 追従(レバ増)

  • レバ:5〜15倍
  • 条件:
    • 高値更新後、押さずに進む
    • 約定が継続して同方向
  • 手法:
    • 追加エントリー
    • 既存ポジのレバ引き上げ

👉 「確認後」に最大レバを使う


フェーズ③ 防御(レバ減 or 撤退)

  • 条件:
    • 出来高減少
    • ヒゲが増える
    • 板が逆に厚くなる

行動:

  • 一部利確
  • レバを下げる
  • トレーリングストップ

4. エントリー条件(具体)

有効なブレイク

  • 直近レンジ幅の1.5倍以上一気に動く
  • 出来高が直前平均の2倍以上
  • 1分足以上で実体確定

❌ ダメなブレイク

  • 出来高なし
  • ヒゲだけ
  • すぐ戻される

5. レバレッジの動かし方(実践例)

例:BTC 1分足

  1. 抵抗線ブレイク → 3倍で入る
  2. 5秒以内に+0.1% → 5倍
  3. 押しなしで+0.25% → 10倍
  4. 約定速度低下 → 5倍に落とす
  5. 失速 → 全撤退

👉 段階的に増減


6. 利確・損切り設計

損切り

  • 初期:ブレイク前に戻ったら即
  • 追従後:直前安値割れ or 約定停止

利確

  • 固定TPは使わない
  • 勢いがある限り持つ
  • 弱くなったら減らす

7. 勝率より重要な指標

  • 平均利益 > 平均損失
  • 勝率40〜50%でも成立
  • フェイクを軽傷で逃げられるかが全て

8. よくある失敗

  • 最初からフルレバ
  • 追加が遅い(天井付近)
  • レバを感情で上げる
  • 伸びてるのに利確しすぎ

9. 向いている人

  • 相場の「加速」を感じ取れる
  • 利益を伸ばすことに恐怖が少ない
  • 損失を小さく切れる

10. micro-tickとの違い(比較)

項目micro-tickダイナミックレバBO
時間秒〜分
利幅極小
レバ超高可変
勝ち方高勝率高R/R
技術反射判断

核心まとめ

最初は疑え
伸びたら信じろ
怪しければ軽くしろ

ダイナミックレバ追従ブレイクアウトは
「確信が増えるほどリスクを乗せる」唯一理にかなった高レバ戦略です。

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