ここでは ThreeTrader前提・超短期スキャル限定として、
「指標後10秒限定 スプレッド戻り押し抜き」 を
構造 → 時間制限の意味 → 観測ポイント → 実戦手順 → 失敗条件
まで、かなり実務寄りに解説します。
これは
👉 指標の方向当てではなく
👉 スプレッド操作が“元に戻る瞬間”だけを利用する戦略
です。
目次
この戦略の本質
一言で言うと、
経済指標直後に異常拡大したスプレッドが
「通常幅へ戻る過程」で発生する
一方向の押し(または戻り)を、
10秒以内だけ抜く
重要なのは
値動き < スプレッド復元プロセス
という点です。
なぜ「指標後10秒限定」なのか
時間制限の意味(超重要)
指標後の流れは明確に3段階あります。
- 0〜数秒
- スプレッド最大拡大
- 約定不安定
→ 触ったら死亡
- 約5〜10秒
- スプレッドが
急速に縮み始める - LPがクォート再開
→ ここが唯一の狙い所
- スプレッドが
- 10秒以降
- 通常相場へ移行
- アルゴ・裁量混在
→ 優位性消滅
👉
10秒を超えると
この戦略ではなくなる
スプレッド戻りの正体
指標直後に起きていること
- 指標発表
- 価格が一気に飛ぶ
- LPが
リスク回避で
スプレッドを広げる - 数秒後
「もう大丈夫」と判断 - スプレッドを一気に戻す
このとき:
- 板が完全には埋まっていない
- 一方向に
注文が偏ったまま
👉
スプレッドが戻る=
価格が押される/抜かれる
ThreeTraderでの見え方
フェーズ① 指標直後(触らない)
- スプレッド
5〜20pips以上 - 成行が
通らない or 大スリップ - レートが
飛び飛び
フェーズ② スプレッド戻り開始(準備)
- スプレッドが
急速に縮小 - ティックが
再び連続し始める - 価格は
一方向に寄っている
フェーズ③ 押し抜き(狙い所)
- スプレッドが
ほぼ通常幅に復帰 - 同時に
高値 or 安値を
もう一度トライ - 一瞬だけ
押して → 抜ける
👉
ここだけエントリー
エントリーの考え方
OKな入り方
- 指標後
5〜10秒 - スプレッドが
通常値近くまで戻った - 指標初動と
同じ方向
NGな入り方
- 指標直後0〜3秒
- スプレッドが
まだ広い状態 - 逆方向狙い
利確・損切り
利確
- 5〜15ティック
- 抜けが止まったら即
損切り
- スプレッドが
再拡大した瞬間 - 押しが
深くなったら即
👉
耐えたら負け
ThreeTraderでの注意点
- Raw口座必須
- ロットは
通常の1/5以下 - 全指標でやらない
(雇用統計・CPIは難易度高)
失敗しやすい典型例
- 指標の結果で判断する
- 10秒以上経ってから入る
- スプレッドを見ていない
向いている人/向いていない人
向いている
- 秒単位で見ている
- スプレッド常時表示
- 即切りできる
向いていない
- ローソク足中心
- 値幅を取りたい
- 落ち着いてから入りたい
この戦略の正体
指標後10秒限定 スプレッド戻り押し抜きとは
「混乱から平常へ戻る“途中”だけに存在する歪み」を
一瞬で刈る戦略
予測ではなく
状態遷移トレードです。
一言まとめ
指標は当てない
戻る瞬間だけ抜く
10秒過ぎたら忘れろ
これが
この戦略の核心です。
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