ここでは ThreeTrader前提・超短期スキャル専用として、
「欧州・NY開始直後 初動逆走回収」 を
構造 → なぜ逆走が起きるか → 実戦での見え方 → 拾い方と危険点
まで深掘りします。
これは
👉 “トレンドに乗る戦略”ではなく
👉 “最初のアルゴのミス(行き過ぎ)を回収する戦略”
です。
目次
この戦略の本質
一言で言うと、
欧州・NY市場オープン直後に出る
アルゴ主導の一方向初動が
行き過ぎた直後に起きる
“反対方向への戻し”だけを抜く
狙っているのは
**初動そのものではなく「逆走」**です。
なぜ開始直後に逆走が起きるのか
市場構造の理由
オープン直後は以下が同時に起きます。
- 新規参加者が一斉流入
- 機関・アルゴが
とりあえず流動性を取りに行く - 方向感はまだ固まっていない
👉
“まず動かしてから考える”時間帯
初動の正体(重要)
開始直後の最初の動きは:
- ファンダで決まっているとは限らない
- テクニカルでもない
- 流動性確保目的の試し打ち
そのため
短時間で否定されやすい
ThreeTraderでの見え方
典型的な症状
- 開始1〜3分で
一方向に急伸 - スプレッドは
比較的安定(重要) - 出来高は
急増するが継続しない
典型的な発生フロー
フェーズ① 市場オープン
- 欧州:日本時間16:00前後
- NY:日本時間22:30前後(夏時間22:00)
フェーズ② 初動走り
- 数十ティック一気に進む
- 1分足で
大きな実体が出る
※ここでは絶対に逆張りしない
フェーズ③ 失速サイン
- 伸びが止まる
- ヒゲが出始める
- ティックの勢いが落ちる
フェーズ④ 逆走開始
- 高値(安値)更新できず
- スプレッド変化なし
- 反対側へ
スッと戻る
👉
ここが回収ポイント
エントリーの考え方
OKな入り方
- 初動の
30〜50%戻し - 1分足で
実体が止まった後
NGな入り方
- 初動の途中で逆張り
- 開始直後いきなり逆張り
利確・損切り
利確
- 初動の
半分〜全戻し手前 - 5〜20ティック
損切り
- 初動高値(安値)を
明確に再更新したら即
ThreeTraderでの注意点
- Raw口座推奨
- ロットは
通常の1/2以下 - 開始から
5分以内限定
失敗しやすいポイント
- トレンド初動と誤認
- 重要指標直後と重なる
- 出来高の継続を見落とす
向いている人/向いていない人
向いている
- 行き過ぎを見るのが得意
- 即損切りできる
- 開始時間を守れる
向いていない
- 初動ブレイクが好き
- 我慢して耐える癖がある
- 時間を気にしない
この戦略の正体
欧州・NY開始直後 初動逆走回収とは
「市場が目覚めた瞬間の空振り」を拾う戦略
方向が決まる前だからこそ
短期の歪みが生まれます。
一言まとめ
最初の一歩は疑え
走り切れなかったら戻る
これが
この戦略の核心です。
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