ThreeTraderの深夜薄商いスプレッド瞬間縮小ワープ狙いについて

ここでは ThreeTrader前提 かつ 超短期スキャル専用として、
「深夜薄商いスプレッド瞬間縮小ワープ狙い」
構造・発生条件・狙い方・失敗パターンまで踏み込んで解説します。

これは
👉 「値動きを当てに行く戦略」ではなく
👉 「市場構造の歪みが一瞬だけ露出する瞬間を刈る」

タイプです。


目次

この戦略の本質

一言で言うと、

深夜の流動性が極端に薄い時間帯に、
スプレッドが一瞬だけ異常縮小した直後、
価格が板の薄い方向へ“ワープ”する初動を狙う

重要なのは
縮小そのものではなく「縮小→即解放」 です。


なぜ深夜に起きるのか

時間帯特性(日本時間)

  • 2:00〜6:00
  • NYクローズ後〜早朝
  • アルゴ・裁量とも参加者激減

👉
板がスカスカになり、
1つの成行が価格を飛ばせる状態。


スプレッド瞬間縮小の正体

ThreeTraderで見える現象

  • 普段
    • 1.2〜1.5pips
  • 瞬間
    • 0.3〜0.5pips
  • 持続
    • 数百ミリ秒〜2秒

これは
LPが一瞬だけ
「いける」と判断して
クォートを細く出した状態。


なぜ「ワープ」が起きるのか

板構造の問題

  • 中間価格帯に
    注文が存在しない
  • 縮小に反応した
    • アルゴ
    • スキャル
      が一斉に成行

👉
価格が連続せず、飛ぶ


典型的な発生フロー

フェーズ① 薄商い状態

  • ティック更新が疎
  • スプレッド広め
  • 価格がダラダラ

※この時点では入らない


フェーズ② 瞬間縮小

  • スプレッドが
    突然「見たことない細さ」に
  • ティックが
    一瞬だけ滑らか

👉
ここがトリガー


フェーズ③ ワープ発生

  • 成行が入る
  • 板が空いている方向へ
    5〜30ティック飛ぶ
  • スプレッドは即再拡大

エントリーの考え方(重要)

❌ ダメな入り方

  • 縮小を見てから成行
  • 縮小中に逆張り

✅ 生存率が高い入り方

  • 縮小が解除された瞬間
  • すでに動き始めた方向へ
    追従

👉
「縮んだら入る」ではなく
「縮んで終わったら入る」


利確・損切り

利確

  • 5〜20ティック
  • ワープが止まったら即

損切り

  • 縮小前の価格帯に
    戻ったら即

※耐えない


ThreeTraderでの注意点

  • Raw口座必須
  • ロットは
    通常の1/5〜1/10
  • 同一時間帯で
    何度も狙わない

失敗しやすい典型例

  • 縮小=チャンスと思い即エントリー
  • 深夜でも
    流動性がまだある時間(NY中盤)
  • ワープを期待して
    縮小だけで入る

この戦略が危険な理由

  • 逆ワープが起きる
  • スリッページが致命的
  • 業者によっては
    約定取消の対象

👉
再現性は低いが、破壊力が高い


向いている人/向いていない人

向いている

  • 約定遅延を違和感として感じ取れる
  • 1回のチャンスを待てる
  • 損切りが即できる

向いていない

  • 常にポジションを持ちたい
  • 値動きで判断したい
  • スリル目的

一言まとめ

深夜薄商いスプレッド瞬間縮小ワープ狙いとは
「誰もいない市場で一瞬だけ開く扉を、
閉まった直後に駆け抜ける戦略」

知っていると
不用意に触らなくなる危険地帯
としても役立ちます。

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