ThreeTraderの時間帯スプレッド・クラスター抜けレバについて

時間帯スプレッド・クラスター抜けレバ」は、
特定の時間帯に繰り返し発生するスプレッド拡大と、その後の“塊(クラスター)形成→解放”だけを狙う
時間×流動性依存型のレバスキャルです。

NYクローズや指標系よりも日常的に起き、
理解できると再現性が高い反面、雑にやると即死します。


目次

用語分解

① 時間帯スプレッド

  • 市場参加者が入れ替わる時間帯に発生する
    • ロンドン開始
    • NY開始
    • 東京昼休み前後
  • スプレッドが
    • 一時的に拡大
    • その後、急速に正常化

② クラスター

  • スプレッド拡大中に
    • 約定が集中
    • 同価格帯で価格が詰まる
  • **短時間レンジ(価格の塊)**が形成される

③ 抜け

  • スプレッドが縮小し、
  • クラスター内の
    • 片側注文が消える
  • 一方向に一気に抜ける

④ レバ

  • 抜けの初動を
    • 高レバ
    • 短命
      で取る

全体構造(最重要)

① 時間帯切替が近づく
② スプレッドが広がる
③ 価格が動かず約定だけ溜まる
④ クラスター(塊)ができる
⑤ スプレッドが急収束
⑥ クラスターが一方向に解放
⑦ 初動を高レバで一撃

👉
②〜④は触らない
⑤〜⑦だけ触る


なぜクラスターができるか

  • 新規参加者は様子見
  • 旧時間帯勢はポジ調整
  • アルゴが板を薄くする

👉
流動性が半端に止まり、価格が詰まる


板・フローの見え方

クラスター形成中

  • スプレッド:通常の2〜4倍
  • 約定:
    • 同じ価格帯に集中
  • 板:
    • 薄い
    • 復活が遅い

抜け直前

  • スプレッドが
    • 急に狭まる
  • 片側板が
    • 消える
  • 反対側成行が連続

エントリー思想

正解

  • スプレッドが
    • 通常近くまで戻る
  • クラスター上限 or 下限を
    • 明確に超える
  • 成行で即エントリー

NG

  • スプレッド拡大中に逆張り
  • クラスター内部での博打

利確・損切り

利確

  • クラスター幅と同等
  • もしくは
    • 0.02〜0.05%
      で即抜け

損切り

  • 抜け失敗
  • クラスター内へ再突入
    → 即撤退

勝ちやすい時間帯(例)

市場日本時間
ロンドン開始16:00前後
NY開始21:30前後
東京昼休み11:30〜13:00

※銘柄により多少ズレる


勝ちやすい条件

  • 流動性が元々ある銘柄
  • 指標・要人なし
  • 明確な時間帯切替

危険・NG ❌

  • 祝日
  • 月曜朝・金曜深夜
  • 指標直後と被る
  • スプレッド仕様が不透明な業者

他手法との違い

手法本質
時間帯クラスター流動性再接続
指標反転異常歪み修正
NYクローズ時間締切
VWAP反転価格基準

最大のリスク ⚠️

① フェイク抜け

  • 一度抜けて
    • すぐ戻る
  • 高レバだと即損切り

② 反応遅れ

  • 抜けは
    • 1〜2秒で終わる

③ 過信

  • 毎日・毎回起きるわけではない

ひとことでまとめ

時間帯スプレッド・クラスター抜けレバとは、
「時間帯切替で一時的に詰まった価格帯が、
流動性回復と同時に解放される“最初の一撃”だけを取る手法」

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