AXIORYの損切り幅に応じてロットを決める「リスクリワード基準レバ」について

以下では、Axiory(アキシオリー)で長期的に利益を残しているトレーダーが実践している
「損切り幅に応じてロット(レバ)を決める=リスクリワード基準レバ」
について、仕組みから具体例まで、プロレベルの内容を分かりやすくまとめて解説します。


目次

🔵 「リスクリワード基準レバ」とは?

これは、
損切り幅に合わせてロット(=実質レバレッジ)を調整し、
“1回の損失額を常に一定に保つ” 資金管理ルール

を指します。

Axioryのように最大400倍レバが使える環境では、
ロットを一定にしてしまうと…

  • 損切り10pips → 損失が小さい
  • 損切り80pips → 損失が8倍

損失額が乱れて資金曲線が壊れてしまうため、
プロは必ず “損失額を一定にする方法” を採用します。


🔵 この資金管理法の本質

✔ ① 許容損失額を一定にする(例:口座の1~2%)

→ 大負けを防ぎ、長期的に破綻しない

✔ ② 損切り幅が広い時はロットを下げる

→ 長期足トレードでも安全になる

✔ ③ 損切り幅が狭い時はロットを上げる

→ 精度の高いポイントで利益効率を最大化できる

つまり…

“勝ち方ではなく、負け方を一定に保つためのレバ調整”

これがリスクリワード基準レバの本質です。


🔵 なぜAxioryと相性が良いのか?

✔ 損切り幅はペアによって大きく違う

  • USDJPY → 10〜40pips
  • GOLD → 100〜300pips
  • GBPJPY → 60〜150pips

一定ロットでは破綻しやすい。

✔ レバ400倍のため“調子に乗りやすい”

→ レバ固定ではなく、損失一定にする方が安全。

✔ STP約定で短期も長期も使える

→ 損切り幅に応じたロット調整が論理的に機能する。


🔵 どのようにロット(レバ)を決めるのか?

計算式は非常に簡単です。


🧮 【公式】ロットの計算式

ロット = 許容損失額 ÷(損切り幅 × 1pipsの価値)

例として「1pips=100円(0.1ロットのドル円)」と仮定すると計算しやすいです。


🔵 実例でわかるロット調整の仕組み

◆ 例①:損切り幅が狭い(精度の高いエントリー)

  • 損切り幅:10pips
  • 許容損失額:2,000円(口座20万円の1%)
2,000円 ÷ 10pips = 200円/pips → 0.2ロット

→ 損切りが狭いのでロットを上げられる。


◆ 例②:損切り幅が広い(長期足の押し目)

  • 損切り幅:70pips
  • 許容損失額:2,000円
2,000円 ÷ 70pips ≒ 28円/pips → 0.03ロット

→ 長期足でもロスカットを一定額に保てる。


◆ 例③:XAUUSD(ゴールド)の場合

  • 損切り幅:150pips(一般的)
  • 許容損失額:3,000円

ゴールドは「1pips=約10円(0.1ロット)」なので、

3,000円 ÷(150pips × 10円)= 0.2ロット → ×0.1 = 0.02ロット

→ ゴールドは必然的にロットが小さくなる
(これが正しいリスク管理)


🔵 このルールで何が起きる?

✔ ① “大損しない” が必ず達成される

損切り幅に関係なく、損失額は常に一定。

✔ ② トレードごとのリスクが均一になる

プロップファームが採用している基準と同じ。

✔ ③ 感情のムラが消える

「今回は損切りが深いから怖い…」という心理が消える。

✔ ④ 長期足のトレンドフォローが可能になる

損切りが深くてもロットが小さいため、ストレスが少ない。

✔ ⑤ ミス連発でも耐えられる

例:1%リスク × 10連敗 → 約10%の減少
破綻しない。


🔵 リスクリワードと組み合わせると強力

この戦略の強みは、
RR(リスクリワードレシオ)を加えると利益が安定する点

例えば:

  • 損切り幅:20pips
  • 利確:60pips(RR=1:3)
  • 勝率:35%でも利益が出る構造

RRが確保できる場所でのみロットを計算するため、
成績が歪まない。


🔵 Axioryトレーダーによくある“RR基準レバの派生ルール”

以下は上級者が使う応用ルールです。


◆ ① RRが1:2未満の時はトレードしない

→ 勝率依存のトレードを回避。

◆ ② 損切り幅が 50pips を超える時はロットさらに半分

→ 特にXAUUSDやGBPJPYで有効。

◆ ③ ATRに基づく損切り幅設定

「ATR × 1.5」を損切りにし、そこからロット計算。

◆ ④ トレンドフォロー時は追加ポジションもRR基準で計算

→ ピラミッディングでも破綻しにくい。


🔵 典型的な運用例(実戦向け)

口座残高:30万円
許容リスク:1.5%(4,500円)

● USDJPYの押し目買い(損切り18pips)

4,500 ÷ 18 = 250円/pips → 0.25ロット

● GBPUSDで逆張り(損切り38pips)

4,500 ÷ 38 ≒ 118円/pips → 0.12ロット

● GOLDでトレンドフォロー(損切り160pips、1pips=10円)

4,500 ÷(160 × 10)= 0.028ロット

→ 三つとも損失額は 4,500円に統一

これが“プロの資金管理”。


🔵 メリット

✔ 大損が絶対に防げる

✔ 過剰レバが消える

✔ ボラの高い通貨ペアでも安全に扱える

✔ トレード品質が均一になる

✔ ナンピンEAなどより圧倒的に破綻しにくい


🔵 デメリット

⚠ ロットが少なく感じてしまうことがある

(特にゴールドやポンド円)

⚠ 勝率が低い手法ではメンタルに来る

→ RRを改善すると安定する

⚠ 計算が面倒だが、慣れれば数秒


🔵 まとめ:リスクリワード基準レバは“勝てるトレーダーの必須ルール”

Axioryのように高レバ環境では特に重要で、

  • 損切り幅に応じてロットを変える
  • 許容損失額を一定に保つ
  • RRに基づいたロジックに従う

これを徹底するだけで、

突然の大損・口座壊滅・感情暴走が一気に消える
→ いわゆる“勝てる体質”に近づく

という、極めて強力な資金管理法です。

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