ここでは AXIORYの証拠金維持率を基準にした「逆算レバレッジ管理」 を、
「なぜ有効なのか」「どう逆算するのか」「実際の計算例」「推奨維持率」まで、
実践的に使える形で詳しく解説します。
🔵 AXIORYの「逆算レバレッジ管理」とは?
一般的には
「レバレッジを決める → ロットを決める」
という順番ですが、
逆算管理では
① 証拠金維持率(安全ライン)を先に決める
② その維持率を保てるロットを逆算する
という順番で行います。
この方法は AXIORY のように最大レバ400倍で自由度が高い環境ほど効果的で、
破綻しにくい“プロ仕様の資金管理法”です。
🔵 なぜ「証拠金維持率基準」が最も安全なのか?
FXの破綻原因の8割は
“証拠金維持率が低下してロスカットされること”。
維持率を常に一定以上に保てれば、
予想外の急変にも耐えられ、ロスカットのリスクを大幅に軽減できます。
🔵 推奨される維持率ライン
| 証拠金維持率 | 意味 |
|---|---|
| 800%以上 | 超安全・長期向け |
| 500% | 安全ライン |
| 300% | 最低ライン(これを切ると危険) |
| 200%以下 | “危険水域” 必ず調整 |
AXIORYのロスカットは20%なので、
300%以上保てばほぼ事故は起きません。
🔵 逆算管理の具体的ステップ(実践)
① ステップ1:安全とする維持率を決める
例)維持率 500% を最低ラインに設定
② ステップ2:自分の証拠金から許容可能な必要証拠金を逆算
公式:
必要証拠金 = 口座残高 ÷ (維持率 ÷ 100)
🔹 例:残高10万円、維持率500%を維持したい場合
必要証拠金 = 100,000円 ÷ (500 ÷ 100)
= 100,000 ÷ 5
= 20,000円
→ つまり「必要証拠金2万円以内のロットなら安全」という意味。
③ ステップ3:AXIORYの通貨ペア別の必要証拠金に当てはめる
USDJPY の必要証拠金の目安
(AXIORY / レバ400倍の場合)
| ロット | 必要証拠金 |
|---|---|
| 0.01lot | 約300円前後 |
| 0.1lot | 約3,000円 |
| 0.2lot | 約6,000円 |
| 0.5lot | 約15,000円 |
さっきの計算で
「2万円以内が安全」 と出たので、
→ 0.5lot(15,000円)までは維持率500%以上を維持できる
→ 0.6lot(約18,000円)もギリギリ範囲内
→ 1lot(約30,000円)はオーバーで危険
という判断ができる。
🔵 実際の逆算例:維持率500%を守るには?
● 残高10万円
安全な必要証拠金 → 2万円以内
→ 0.5lotまで安全
● 残高5万円
安全な必要証拠金 → 1万円以内
→ 0.3lot(約9,000円)が限界
● 残高30万円
安全な必要証拠金 → 6万円以内
→ 1lot(3万円)も余裕
→ 2lot(6万円)もギリ許容可
こうして
「維持率 → 許容必要証拠金 → ロット」
の順番で逆算する。
🔵 逆算管理のメリットまとめ
✔ ① ロスカットされにくい(最重要)
最初から安全圏内のロットしか持たないため、
暴落時でも強制ロスカットのリスクを大幅に低下させる。
✔ ② ロット決定が感情に左右されない
その時の気分でロットを入れるミスを完全に防ぐ。
✔ ③ レバレッジの使い過ぎを防止できる
AXIORYは自由度が高い分、無意識に高レバになりがち。
逆算なら常に安定したレバ運用が可能。
✔ ④ 口座残高が増えたら自然にロットを増やせる
残高が増える → 許容必要証拠金が増える → ロットが増える
= 無理のない資産成長ができる。
🔵 逆算レバ管理のテンプレート(すぐ使える)
- 維持率(最低300%、推奨500%)を決める
- 残高 ÷ (維持率 ÷ 100) = 許容必要証拠金を計算
- AXIORYのペア別必要証拠金表を参照
- 許容範囲内のロットのみ使用
- 維持率が300%を切る前にポジション調整
🔵 まとめ:最も「再現性の高い」安全運用法
逆算レバ管理は、
“安全ラインを先に決め、それに合わせてロットを調整する”
という非常に論理的で破綻しにくい方法です。
特にAXIORYのように最大レバ400倍の環境では、
自由度が高い分、逆にこの方法が最も安定します。








