XMの東京時間ノートレ戦略(XM特化)

ここでは 「XMの東京時間ノートレ戦略(XM特化)」 を、
スプレッド・流動性・LP切替・騙し率・ボラ特性まで含め、
プロレベルの根拠をもとに“なぜ東京時間はノートレが正解なのか”を
徹底的に詳しく解説します。


目次

🔥 XMの東京時間ノートレ戦略とは?

簡単に言うと:

東京時間(9:00〜15:00)は、XMのスプレッドと約定環境が最も悪化し、
ブレイクもトレンドも発生しにくいため「完全ノートレ」が最適戦略。

という考え方です。

但し、これは単なる「日本時間は動かない」という一般論ではありません。

XM特有のスプレッド挙動・流動性の質・LPの切替パターンが
明確に“東京時間を不利”にしている
といった理由があります。


1️⃣ XMが東京時間に弱い理由(プロ視点で解説)


理由①:板が薄く、XMのスプレッドが“必要以上に”広がる

XMはロンドン〜NYに最適化されているため、

  • 東京時間の流動性が少ない
  • LP(流動性プロバイダ)の供給が薄い
  • 板厚が激減する
  • その結果、XMは“安全側に”スプレッドを広げる

Zeroでも:

  • EURUSD:0.1→0.3〜1.0
  • XAUUSD:1.0→2.0〜3.5

になりやすい。

これだけでスキャル・ブレイク系が全滅。


理由②:ボラティリティが極端に低い

東京時間の特徴:

  • 市場参加者はアジア勢中心
  • 欧米ヘッジファンド不在
  • 指値主体でアルゴ的な薄い動きが多い
  • 1分足&5分足が「横ばい」になりやすい

XMでは低ボラ×広スプレッドの組み合わせは
勝率最悪の環境


理由③:騙し・フェイクブレイクが最も多い

東京の値動きは

  • 「ブレイクしたように見えて戻る」
  • 「逆方向に急に刺さる」
  • 「上にも下にもヒゲを出す」

つまり 方向性がない。

特にゴールド(XAUUSD)は
東京時間のダマシ率が最大。


理由④:XMのLP切替が行われる時間帯

XMでは、流動性供給の調整が

  • 8:00〜9:30
  • 12:00〜13:00

に入りやすい。

この時間帯はスプレッド管理が難しくなるため
急にスプレッドが5〜10倍に跳ねることさえある

→ スキャル・デイトレ全てが不向き。


2️⃣ XMで東京時間ノートレを徹底するメリット


🟩 メリット①:無駄な負けを完全に防げる

東京時間は負けやすい。
理由が環境的(構造的)なので
努力ではどうにもならない領域。


🟩 メリット②:ロンドン〜NYに集中できる

資金・集中力・ゾーン入りを
勝ちやすい時間帯に全振りできる。


🟩 メリット③:ブレイク戦略が機能するようになる

ロンドン以降は:

  • ティック密度↑
  • ボラ↑
  • スプレッド↓
  • LP↑

と、XMが最も強い領域。

これだけで勝率が劇的に上がる。


🟩 メリット④:スプレッド管理が楽になる

東京時間はスプレッドを常に気にする必要があるが、
ロンドン以降は逆に スプレッドが正しく機能する


3️⃣ XM東京時間ノートレ戦略の「明確なルール」


✔ ルール①:9:00〜15:00は新規エントリー禁止

例外なし
ゴールドは9:00〜16:00まで禁止


✔ ルール②:取引再開は16:00(ロンドンオープン)

最も理想的な再開タイミングは:

  • 15:55〜16:15(ロンドン初動)

✔ ルール③:ノートレ時間を“分析時間”に充てる

  • ロンドンの準備
  • 水平ラインの確認
  • 押し目ポイントを計測
  • スプレッドチェック

✔ ルール④:12時〜14時の「魔の時間帯」は完全放置

東京時間で最もスプレッドが悪化する時間帯


✔ ルール⑤:東京の動きは「無視する」

東京の値動きを分析しても
ロンドンでは全く意味がない。
逆方向に流れやすい。


4️⃣ XM × 東京時間の危険な挙動5つ(実例)

これに当てはまる場合、99%トレードはNG。


❌ 危険①:急にスプレッドが3〜10倍に拡張

→ 完全にLPが引っ込んでいる状態
→ これがよく起こるのが東京


❌ 危険②:ボラが1pips〜3pipsしかない

→ スプレッドに食われる
→ スキャルは100%負け


❌ 危険③:上ヒゲ・下ヒゲが交互に連続

→ フェイクブレイクの典型


❌ 危険④:深夜のNY終盤の“後遺症”が残っている

東京の前半は値動きが歪んでいることが多い


❌ 危険⑤:指標がない

東京時間は指標が少なく方向性が生まれない


5️⃣ 東京時間にどうしてもやるなら?(ただし推奨しない)

どうしても触りたい場合の唯一の選択肢はこれ:


🟧 東京時間の唯一の例外

「USDJPYの極端な戻り売り/戻り買い」

(トレンドフォロー型)

ただしXM Zero口座でも:

  • スプレッドが広がりやすい
  • ティックが少ない
  • トレンドが続かない

ため、総合的には非推奨。


6️⃣ 最終結論:XMは東京時間ノートレが“最適解”

XMでは、

  • スプレッド悪化
  • 板薄
  • ボラ低
  • 騙し多
  • LP切替の影響大

という理由で、
東京時間は機能しない。

逆に、

  • ロンドンオープン(15:55〜16:15)
  • NYオープン(21:30〜22:30)

だけに集中すると
信じられないほど勝率が上がる。

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