TradersTrust（トレーダーズトラスト）のスプレッド戦略10選について

ここでは TradersTrust（トレーダーズトラスト）の「可変スプレッド環境」を前提に、
初心者向けではない＝“難しいが機能すれば強力”なスプレッド戦略を10個、
理屈・使い所・失敗条件まで含めて解説します。

※ 数値（pips等）は概念理解用の目安で、実運用では必ず計測・最適化が必要です。

前提：TradersTrustのスプレッド特性（重要）

TradersTrustは

ECN系（Raw / Pro系）
時間帯・指標でスプレッドが大きく変動
一瞬の拡大・収縮が頻発

👉
スプレッドを「コスト」ではなく「情報」として使う戦略が有効

TradersTrust 難易度高スプレッド戦略 10選

① TradersTrustのスプレッド収縮ブレイク先行戦略（上級）

概念

スプレッドが急激に狭まった直後は、
直近レンジを抜けやすい

使い所

ロンドン・NYオープン直前
ボラ拡大前の静寂状態

条件

スプレッドが直近平均の 50〜60%以下
板 or ティックが滑らか

👉 価格より先にスプレッドを見る

❌ 指標直後は無効

② TradersTrustのスプレッド異常拡大＝流動性狩り回避戦略

概念

拡大は“危険信号”であり、
トレードしない判断そのものが戦略

ルール

平常時の 2倍以上 に拡大
→ 新規エントリー停止

👉 負けない戦略

③ TradersTrustのスプレッド先行フェイクブレイク判定

概念

本物ブレイクはスプレッドが広がらない

判定

高値更新＋スプレッド拡大 → フェイク率高
高値更新＋スプレッド安定 → 本物率高

👉 価格だけ見てる人が最も負ける局面

④ TradersTrustの指標後スプレッド正常化リバーサル

概念

指標直後の“過剰拡大”が戻る瞬間に、
価格も一段階修正されやすい

条件

スプレッドがピークアウト
約定が再び均一化

👉 初動は取らない

⑤ TradersTrustのスプレッド×VWAP乖離収束戦略（超上級）

概念

VWAPから乖離した価格で、
スプレッドが拡大している＝非効率

エントリー

VWAP乖離 + スプレッド拡大
その後スプレッド縮小開始

👉 統計的ボリューム反転と相性◎

⑥ TradersTrustの深夜帯スプレッド歪み逆張り（限定）

概念

流動性が薄い時間の拡大は、
方向性を伴わないことが多い

使い所

NY後半〜アジア初動
レンジ相場限定

❌ トレンド日禁止

⑦ TradersTrustのスプレッド安定＝レバ解放トリガー

概念

レバを上げる条件は“自信”ではなくスプレッド

ルール

スプレッドが平常以下
約定滑りが少ない

👉 MTF×レバ最適化と直結

⑧ TradersTrustのスプレッド拡大中のブレイク無効化ルール

概念

拡大中のブレイクは、
ほぼ業者都合 or アルゴ反応

ルール

拡大が止まるまで入らない
縮小確認後のみ追従

👉 「一歩遅れる＝正解」

⑨ TradersTrustのEA用：スプレッド動的フィルター戦略

概念

スプレッドを“条件”としてEAに組み込む

例

平均＋1σ超 → 発注禁止
平均−0.5σ → ロット許可

👉 EAの生存率が激増

⑩ TradersTrustのスプレッド×ポジションサイズ逆相関戦略

概念

スプレッドが広いほど、
ポジションを軽くする

数式例

ロット = 基準ロット × (平均スプレッド ÷ 現在スプレッド)

👉 ボラティリティ・スケーリングの一種

絶対に理解すべき核心

TradersTrustでは
スプレッドは「邪魔」ではなく「市場状態の可視化ツール」

多くの人は：

スプレッドを嫌う
見ない
無視する

👉 それが最大の損失要因

よくある致命的ミス

固定スプレッド前提の戦略を使う
指標時に通常ロットで入る
EAにスプレッド制限が無い
「狭い＝安全」と思い込む

まとめ（プロ視点）

難しいスプレッド戦略とは
「入る技術」ではない
「入らない判断を、数値で自動化する技術」