TradersTrustのポジションスイング×レバ最大化について

ポジションスイング × レバ最大化は、これまでの超短期・高頻度系とは真逆に見えて、
実は資金成長効率という点では最も“完成度が高い”運用レイヤーです。

これは
👉 「頻度を下げ、確率と値幅を最大化し、許される範囲でレバを使い切る」
という考え方です。


目次

1. ポジションスイング × レバ最大化とは

一言定義

中期の大きな方向性(数日〜数週間)を取りに行き、
破綻しない範囲でレバレッジを“理論上限まで”使う戦略

  • 保有期間:数日〜数週間
  • トレード頻度:月1〜4回
  • 勝率:40〜60%
  • RR:3〜10以上
  • レバ:3〜10倍(※人によっては15倍)

👉 「当たるかどうか」より「当たった時の破壊力」


2. なぜスイングでレバ最大化が成立するのか

理由① ノイズが激減する

  • 秒〜分足:ランダムウォークに近い
  • 日足〜4H:構造的な方向性が出る

👉 損切りが「意味を持つ」


理由② RRが異常に高い

  • 損失:2〜5%
  • 利益:10〜50%

👉 勝率が低くても口座は伸びる


理由③ レバは「勝率」ではなく「耐久」で決まる

スイングでは:

  • 最大連敗が限定されやすい
  • 損切り幅が事前に決まる


Optimal MRをフルに使える


3. この戦略の全体構造

3レイヤー構造

① 環境認識(大局)
② エントリー精度(中局)
③ レバ最大化(資金工学)

ほとんどの人は①②だけやって③が抜けています。


4. 環境認識(最重要)

見る時間軸

  • 週足:方向性
  • 日足:構造
  • 4H:押し・戻り

条件(ロング例)

  • 高値・安値を切り上げ
  • トレンドライン or MAに沿って推移
  • 押しが浅い

👉 「逆張りスイング」はレバ最大化不可


5. エントリーの考え方

原則

  • ブレイク初動では入らない
  • 押し・戻りだけを狙う

有効なポイント

  • 日足レベルの押し安値
  • 4Hの構造ブレイク後のリテスト
  • レンジ上抜け後の上限サポ転

👉 エントリーは
「遅くていい、浅い損切りが置ける場所」


6. レバ最大化のロジック(核心)

手順

① 損切り幅を決める

例:

  • 構造否定ラインまで:4%

② 許容損失を決める

  • 1トレード:口座の1〜2%
  • 最大DD:10〜15%

③ レバを逆算

レバ=許容損失損切り幅レバ = \frac{許容損失}{損切り幅}レバ=損切り幅許容損失​

例:

  • 許容損失:1.5%
  • 損切り幅:4%


レバ ≒ 3.75倍

👉 これが理論上の最大安全レバ


7. なぜ「最大化」していいのか

理由は一つ:

スイングでは「損切りが論理的に否定点」だから

  • ここを割ったらシナリオ崩壊
  • 耐える理由がない
  • ナンピン不要

👉
損切りが機能する=レバが使える


8. 利確戦略(伸ばし方)

基本

  • 分割利確はしない or 最小限
  • トレーリングで追う

  • RR 1:3 到達 → ストップを建値付近
  • 高値更新失敗 → 一部利確
  • 日足トレンド崩れ → 全撤退

👉 「取れる時に全部取る」


9. 最大の敵:メンタル

この戦略で最も難しいのは:

  • 含み益が数日続く
  • 戻しを何度も食らう
  • 「もう十分では?」という恐怖

👉
利確恐怖を超えた人だけが報われる


10. よくある失敗

  • スキャ感覚で利確
  • 押しを待てず高値掴み
  • レバを気分で変える
  • 含み損をスイング扱い

11. 向いている人/向いていない人

向いている

  • 待てる
  • 数回の負けに耐えられる
  • ルールを守れる

向いていない

  • 毎日トレードしたい
  • 含み損が苦手
  • 低RRに慣れている

12. 核心まとめ

ポジションスイング × レバ最大化とは
「頻度を捨てて、期待値を最大化する戦略」

そして本質は:

レバを上げる勇気ではなく、
レバを上げ“てもいい局面だけを待つ忍耐”

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