ThreeTraderの連続約定停止→正常化抜け追従について

ここでは ThreeTrader前提 に限定して、
「連続約定停止 → 正常化抜け追従」 を
構造・ThreeTrader特有の見え方・実戦での判断手順・失敗しやすい点
まで踏み込んで解説します。

※H1などの上位足分析は使いません。
※値動きより 約定とスプレッド が主役です。

この戦略の本質（ThreeTrader視点）

ThreeTraderで一時的に“約定が絞られた状態”が解除された瞬間、
溜まっていた注文が一方向に放出される初動だけを追従する戦略

ThreeTraderは

約定が比較的素直
スプレッド変化が分かりやすい

ため、「停止→解除」 が他社より観測しやすいのが特徴です。

ThreeTraderでの「連続約定停止」とは

観測できる具体的な症状

以下が連続して起きます。

成行が通らない／遅い
指値に触れても刺さらない
スリッページが極端
スプレッドが
- 広いまま固定
- チラつく（縮まらない）

👉
価格は動いているのに、約定だけが抑制されている

これは
ThreeTrader側というより
接続先LPが防御モードに入っている状態です。

なぜThreeTraderでは「正常化抜け」が起きやすいのか

構造的理由

約定停止中
- 内部で成行・ストップ注文が溜まる
ThreeTraderは
- 不自然な価格操作を長く続けない
一定条件で
- スプレッドが一気に通常値へ戻る
同時に
- 約定処理が解放される

👉
溜まった注文が一気に約定し、薄い側へ走る

これが
正常化抜けです。

ThreeTraderでよく起きる時間帯

特に発生しやすいのは：

重要指標直後（数秒〜数十秒）
欧州・NY開始直後
深夜の流動性切り替わり
高安・VWAP直前で注文が溜まった時

フェーズ別の立ち回り（超重要）

フェーズ① 約定停止中（絶対に入らない）

特徴：

スプレッドが広い
約定が不安定
1分足は上下に振れるだけ

この時点で入ると
スリップ＋逆ワープで即死します。

フェーズ② 正常化の兆候（まだ待つ）

サイン：

スプレッドが
少しずつ縮み始める
単発で約定が通る
ティックが滑らかになる

👉
ここで入る人が一番多く、一番やられます

フェーズ③ 正常化＋抜け（ここだけ狙う）

決定的サイン：

スプレッドが
一瞬で通常幅に戻る
連続約定が
普通に通る
同時に
高値 or 安値を一気に更新

👉
抜けた方向にのみ追従

エントリーの現実解（ThreeTrader向き）

NG

正常化した「瞬間」に飛び乗る
逆張り

OK

正常化後
最初の1〜2ティックの押し（戻り）
ロットは
通常の1/3以下

利確・損切りの考え方

利確

5〜15ティック
伸びなければ即逃げ

損切り

正常化前の
レンジ内に戻ったら即

👉
耐える＝戦略崩壊

ThreeTraderでの注意点（重要）

Raw口座推奨
ロットを上げすぎると
LPが再び引く
同じ時間帯で
何度も狙わない

よくある誤解

❌「約定しない＝相場が弱い」
❌「スプレッド戻った＝安全」

👉
正常化直後が一番危険で、一番チャンス

この戦略の正体

価格ではなく
「約定制御の解除」をトリガーにした初動狩り

だから

H1不要
チャート形状も不要

一言まとめ

ThreeTraderの連続約定停止→正常化抜け追従は
「止めて、溜めて、戻した瞬間だけ取る」戦略

知っているだけで
危険回避サインとしても使えます。