ThreeTraderのティック密度急増→停止前刈りについて

ここでは ThreeTrader前提・超短期スキャル専用として、
「ティック密度急増 → 停止前刈り」
構造 → なぜ起きるか → 観測方法 → 実戦での拾い方 → 失敗条件
まで深く解説します。

これは
👉 値動きではなく「ティックの質と量の変化」
を狙う、かなり感覚寄りの戦略です。


目次

この戦略の本質

一言で言うと、

ティック更新が異常に増えた直後、
相場が一瞬“止まる”直前に起きる
反対方向の刈り(逆走)を抜く

狙っているのは
**加速ではなく“失速の直前”**です。


ティック密度とは何か(前提)

定義(実戦用)

  • 一定時間(1〜3秒)に
    何回ティックが更新されるか
  • 価格が
    • 動いているか
    • 走っているか
      とは別概念

なぜ「急増 → 停止」が起きるのか

市場構造の理由

  • アルゴ同士が
    同じ方向へ一斉に成行
  • 価格が
    短時間で大きく動く
  • LPが
    リスク回避で
    クォートを一時絞る

👉
一度“処理限界”に当たる


ThreeTraderでの見え方

急増フェーズの特徴

  • ティックが
    機関銃のように連打
  • スプレッドは
    広がらない(重要)
  • 1分足は
    実体が一気に伸びる

停止直前のサイン(超重要)

  • ティックが
    「多い → 突然止まる」
  • 価格更新が
    ワンテンポ遅れる
  • ヒゲだけが
    伸び始める

👉
ここが“刈り”の直前


典型的な発生フロー

フェーズ① ティック密度急増

  • 数秒間で
    異常な更新数
  • 一方向に加速

フェーズ② 処理限界接近

  • ティック間隔が
    不規則になる
  • 伸びが鈍る

フェーズ③ 停止前刈り

  • 一瞬止まる
  • 反対方向に
    3〜10ティック戻す

👉
この戻しだけを抜く


エントリーの考え方(重要)

OKな入り方

  • ティック停止を
    1回確認してから
  • 反対方向へ
    成行で軽く

NGな入り方

  • 急増中に逆張り
  • 停止を予測して入る

利確・損切り

利確

  • 3〜10ティック
  • 戻しが止まったら即

損切り

  • 停止せず
    そのまま伸びたら即

👉
耐えない


ThreeTraderでの注意点

  • Raw口座推奨
  • ロットは
    通常の1/3以下
  • 指標絡みは避ける

失敗しやすい誤認

  • ティック多い=天井
    → ❌
  • ヒゲ=停止
    → ❌

👉
“止まる”を確認してから


向いている人/向いていない人

向いている

  • ティックを
    リズムとして感じられる
  • 即切れる
  • 1トレードが短い

向いていない

  • チャート中心
  • 我慢して耐える
  • 値幅を取りたい

この戦略の正体

ティック密度急増→停止前刈りとは
「走り切ったアルゴの息切れ」を刈る戦略

読みではなく
観測反射に近いです。


一言まとめ

増えすぎたら疑え
止まったら刈れ

これが
この戦略の核心です。

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