ThreeTraderのフェイクブレイク即戻し・逆レバについて

フェイクブレイク即戻し・逆レバ」は、
これまで話してきた

  • 板薄化瞬間
  • 指値吸収崩壊・レバブレイク

の**“裏側を狙う手法”**です。
要するに、

「ブレイクした“ように見せて”、
レバ勢を釣ってから、即座に逆方向へ叩き落とす動き」

逆レバ(逆方向の高レバ)で抜く考え方です。


目次

用語分解

① フェイクブレイク

  • 高値・安値・レンジ上限下限などを
    一瞬だけ抜ける
  • 多くの人が
    • ブレイクアウトと誤認
    • 成行・逆指値で飛び乗る

② 即戻し

  • 抜けた直後、ほぼ間を置かず元のレンジ内へ
  • 抜け幅より戻しの方が速いことが多い

③ 逆レバ

  • ブレイク方向ではなく
    真逆に高レバで入る
  • ブレイク勢の
    • 損切り
    • ロスカット
      を自分の推進力にする

全体構造(超重要)

① 明確な節目が見える
② 板が一瞬薄くなる or 指値が外れる
③ 価格が節目を抜ける(フェイク)
④ レバ勢が飛び乗る
⑤ 上(下)が伸びない
⑥ 大口が反対方向へ成行
⑦ 価格が即座に節目内へ回帰
⑧ ブレイク勢が逆ロスカット

この ⑤〜⑧
逆方向レバで一撃する。


なぜフェイクが起きるか

  • 節目に逆指値が溜まっているのが見える
  • 板薄化で簡単に抜ける
  • 本命は
    • その先で売る(買う)
    • ブレイク勢を出口にする

👉
「抜くこと」が目的ではなく
「釣ること」が目的


板・フローでの見え方

フェイクブレイク時

  • 節目を抜けた瞬間
    • 成行は増える
    • だが板がすぐ復活
  • 約定は多いが価格が進まない

即戻し直前の兆候

  • 高値(安値)更新が止まる
  • ティックが重くなる
  • 大きめの反対成行が混じる

エントリー思想(超重要)

NG例(死にやすい)

  • 抜けた瞬間に即逆張り
    → 本物ブレイクだと即死

OK例(典型)

  • 抜ける
  • 伸びないのを確認
  • 節目内に戻ったのを見てから逆レバ

👉
「抜けた」ではなく
「失敗した」のを確認してから


利確・損切りの考え方

利確

  • 元の節目まで戻れば十分
  • 欲張らず初動だけ

損切り

  • 再度、抜け方向へ
    • 強く
    • 板薄化付き
      で動いたら即撤退

勝ちやすい条件

  • 明確すぎる節目
  • ブレイク期待が高い相場
  • 指標前後・流動性低下時間
  • レンジが続いた後

最大のリスク ⚠️

① 本物ブレイク

  • 見極め失敗=即ロスカット

② 逆レバの過信

  • 戻しが来る前に
    もう一段フェイクがあることも

③ 感情逆張り

  • 「どうせフェイクだろう」は危険

他手法との関係性

手法狙い
板薄化瞬間流動性欠如の慣性
指値吸収崩壊ストップ連鎖
フェイク即戻しストップ失敗

👉
同じ土俵(板・レバ)で、
“誰が餌で誰が刈られるか”が違うだけ


ひとことでまとめ

フェイクブレイク即戻し・逆レバとは、
「ブレイク“失敗”そのものをトリガーに、
釣られたレバ勢を逆方向から踏み抜く手法」

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