スウィング射程反転+高レバレッジ(値幅スキャル)は、かなり玄人向けですが、
「スウィング足で“もう伸びない場所”を特定し、
その“限界点”だけを下位足で高レバで抜く」
という、精度>回数の戦略です。
普通のスキャルとも、普通のスウィングとも別物です。
目次
① 戦略の本質(超重要)
何をしているか?
- 大きな時間軸(スウィング)で
**“値幅を使い切った場所”**を探す - 小さな時間軸で
**“一瞬の反転”**だけ取る
👉
「大局で限界を測り、局所で刈り取る」
② なぜ高レバレッジが成立するのか
この戦略が成立する理由は明確です。
- 反転点が明確
- 損切りが極端に浅い
- 成功時は即効で動く
👉
「当たるか即死」構造
=レバレッジが許される
③ スウィング射程とは何か?
射程=「その波が通常どこまで伸びるか」
以下を重ねて判断します:
① ATR(スウィング足)
- 直近波動が
- 平均ATRの1.5〜2.5倍到達
② 値幅測定
- 直近押し安値 → 高値
- 過去3〜5波の平均値幅
③ 重要価格帯
- 日足・4Hの高安
- フィボ 161.8%
- ラウンドナンバー
👉
複数一致=射程限界
④ 狙う場所(ここ以外はやらない)
ロング後のショート反転例
- 上位足:上昇トレンド
- 価格:
- スウィング高値圏
- 過去高値+ATR上限
- ボラ:
- 拡大しきっている
👉
「買う場所ではない」=売る準備
⑤ 実行時間軸(下位足)
- 1分 / 3分 / 5分足
- 反転の“兆候”だけを見る
⑥ エントリー条件(超具体)
ショート例
- 上位足で射程上限に到達
- 下位足で
- 高値更新失敗
- ヒゲ連発
- 実体が縮小 → 反転足出現
- 反転足の安値割れでショート
👉
先回りしない
⑦ 高レバレッジ設計(核心)
考え方
❌ フルレバ前提
⭕ ストップ幅が小さいからレバが上がる
数値例
- 資金:100万円
- 許容損失:0.3%(3,000円)
- 損切り:0.1%
→
レバレッジ30倍
⑧ 損切り(絶対条件)
ストップ位置
- 直近高値の外
- 射程更新=即撤退
👉
迷った瞬間、負けている
⑨ 利確(値幅スキャルの設計)
基本
- 深追いしない
- 反発の“初速”のみ
利確目標
- +0.3〜0.8R(即)
- or 下位足EMA9到達
👉
伸ばす戦略ではない
⑩ 勝率・期待値
- 勝率:60〜75%
- RR:小(0.5〜1.0)
- 回数:少なめ
👉
「外さない」ことが命
⑪ 向いている相場・時間帯
向いている
- NY後半
- 東京時間後半
- 高値・安値更新直後
向いていない
- トレンド初動
- 指標直前
- 薄商い
⑫ よくある致命的ミス
❌ 射程未到達で反転狙い
❌ ヒゲ1本で即エントリー
❌ 利確を欲張る
❌ ナンピン
⑬ 他戦略との違い
| 戦略 | 狙い |
|---|---|
| ボラブレ | 動き始め |
| EMAトリガー | 状態変化 |
| ピボ反転 | 群集心理 |
| 射程反転 | 限界点 |
⑭ まとめ(核心)
- スウィングで「もう無理」を測る
- 下位足で「折れた瞬間」だけ入る
- 当たらない日は“やらない”が正解
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