**レバレッジ付きピボット反転戦略(短期)**は、
「多くの市場参加者が意識する価格(ピボット)で、
短時間の反転をレバレッジで抜く」
というデイトレ〜短期スキャル向けの戦略です。
ブレイクアウト型とは真逆で、精度と損切り速度が命になります。
目次
① ピボット反転戦略の本質
ピボットとは?
- 前日(または前時間)の高値・安値・終値から計算される
- 多数のトレーダーが同じ水準を見ている=自己成就性
代表例:
- Pivot(P)
- R1 / R2(上)
- S1 / S2(下)
② なぜ短期・レバレッジと相性がいいか
理由
- ピボット付近は
- 利確
- 逆張り
- ストップ
が集中しやすい
👉 瞬間的な反転・急加速が起きやすい
レバレッジの使い方
- 値幅は小さい(0.1〜0.5%)
- 損切りも小さい
→ ロットで補う
③ 使用時間軸と市場
おすすめ
- 時間軸:1分〜15分
- 市場:
- FX(ロンドン・NY)
- 株価指数先物
- 仮想通貨(高流動性銘柄)
④ ピボット反転が効きやすい条件(重要)
すべて満たすほど精度UP
- 前日レンジが大きすぎない
- 当日がレンジ or 弱トレンド
- ピボットが
- 直近高安
- ラウンドナンバー
- VWAP
と重なる
👉 コンフルエンス(重なり)が命
⑤ エントリー構造(基本形)
例:R1でのショート反転
- 価格がR1に接近
- 勢いが減速
- 以下のどれかが出る:
- ピンバー
- 包み足
- ヒゲ連発
- R1直下でショート
⑥ 確認に使えるテクニカル
プライスアクション(最重要)
- 上ヒゲが長い
- 実体が縮小
- 高値更新失敗
オシレーター(補助)
- RSI 70〜80からの反転
- ストキャス過熱
※ 指標頼りはNG
⑦ 損切り・利確(レバ戦略の核心)
損切り
- ピボットの少し外側
- 固定幅(例:5〜15pips)
👉 迷ったら即切り
利確
- 第一目標:Pivot(P)
- 第二目標:対向S1/R1
- もしくは:
- RR 1:1〜1:2
⑧ 数値例(超重要)
前提
- 資金:100万円
- 許容損失:0.5%(5,000円)
- 損切り:10pips
👉 1pip=500円
👉 ロットを逆算して決定
→ レバレッジは結果的に10〜20倍
⑨ 勝率と期待値の現実
- 勝率:55〜70%
- 利益幅:小
- 損切り:超早い
👉 連敗耐性が必須
⑩ よくある失敗
❌ 強トレンド中に逆張り
❌ 指標前後で反転狙い
❌ ヒゲ1本で即エントリー
❌ ナンピン
⑪ 上級者向けフィルター
トレンド判定
- 上位足(1H・4H)
- MA傾き
→ トレンド方向の反転だけ狙う
時間フィルター
- 欧州・NY開始30分
- 東京時間後半
⑫ ブレイクアウト戦略との違い
| 項目 | ピボット反転 | ブレイクアウト |
|---|---|---|
| 思考 | 逆張り | 順張り |
| 勝率 | 高め | 低め |
| RR | 小 | 大 |
| メンタル | 即断 | 忍耐 |
⑬ まとめ(短期レバの核心)
- ピボット=群集心理の交点
- 小さく切って素早く取る
- 強トレンドではやらない
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