MiltonMarketsのMicro Structure Break(MSB)逆張りについて

Micro Structure Break(MSB)逆張りは、
👉 「超短期の市場構造(ミクロ構造)が一瞬だけ壊れ、しかし上位の価値構造は壊れていない」
という矛盾を突く、極めて難易度の高い逆張りスキャル戦略です。

以下では、概念 → 構造判定 → エントリー条件 → 失敗回避 → 実戦運用まで、プロレベルで解説します。


目次

Micro Structure Break(MSB)逆張り 完全解説


1. MSBとは何か(定義)

構造の階層

レベル時間
マクロ構造日足・4H
ミドル構造5分・1分
ミクロ構造ティック〜5秒

👉 MSB = ミクロ構造だけが破壊された状態


ミクロ構造の例

  • Higher High / Higher Low
  • Lower High / Lower Low
  • 超短期のトレンドライン

2. なぜ逆張りが成立するのか

原因

  • アルゴによる短期ストップ狩り
  • ニュース未満のフロー
  • 板の一時消失

👉 構造破壊は「誤検知」になりやすい


3. MSB逆張りが成立する必須条件

絶対条件(これがないとNG)

条件内容
上位足レンジ価値が壊れていない
POC横ばい合意価格固定
出来高一瞬継続性なし
VA/VWAP内価値内の歪み

4. MSBの判定方法(実務)

ミクロMSB(上方向)

直近HHを更新
↓
次の押しが直近HLを割る
↓
しかし下に走らない

📌 「割ったのに進まない」=核心


5. エントリーロジック(具体)

ショート例

① ミクロHH更新
② 押しでHL割れ(MSB)
③ 売り成行が出る
④ 価格が進まない
⑤ 板にBidが復活
→ ロング(逆張り)

⚠️ MSB方向に逆らって入る


6. エグジット設計

利確

  • 直前のミクロ高安
  • VWAP / POC
  • 3〜7ティック

損切り

  • MSB後の再構造形成
  • 出来高再加速
  • 2〜3ティック

7. 本物MSB vs 偽MSB

本物(逆張りOK)

観点特徴
価格割れたのに停滞
出来高単発
即復活
デルタ発散

偽(順張り)

  • 押し割れ後に連続約定
  • 板が消え続ける
  • 上位足トレンド一致

8. 他戦略との合成(成功率UP)

① Liquidity Sweep後

  • ストップ狩り → MSB

② FVG直後

  • 不均衡 → 調整

③ POC付近

  • 価値の防衛線

9. 日本市場(日経225)での注意

  • 昼休み前後はノイズ多発
  • 夜間は偽MSB増加
  • SQ週は機能低下

10. よくある失敗

❌ MSB=即逆張り
❌ 上位足を見ない
❌ 損切りが遅い


11. 習得ステップ(必須)

1️⃣ リプレイで
 「割れたのに進まない」だけ抽出
2️⃣ 100例以上観察
3️⃣ デモで1日3回まで
4️⃣ 勝率65%超で実弾


12. この戦略の本質(一文)

「構造が壊れた“ように見える”瞬間を、
市場が否定する場面を取る」

\ MiltonMarketsはスリッページの保証がある! /

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