以下では、**AXIORYで行う「経済指標前の流動性吸収(Liquidity Grab)スキャルピング」**について、
“なぜ起きるのか → どう見抜くか → どうエントリーするか → どこで危ないか” の順で、
プロ視点で実戦的に詳しく解説します。
🟥 流動性吸収(Liquidity Grab)とは?
経済指標発表の 直前〜数分前 に、
アルゴ・大口が “意図的に流動性(注文)を吸収して価格を誘導する動き” のこと。
多くの場合、この動きは…
- 指標前のフェイク方向
- ストップ狩り目的の小規模ブレイク
- 本命方向とは逆に動いてくる“前兆”
となるため、スキャルパーはこれを利用して 逆張り or 小幅回帰 を取りに行きます。
🟥 なぜ“指標前”に流動性吸収が起きるのか?
理由は4つあります。
🔶 1. ディーラー・LPがポジション調整を行う
指標直前は、
- 不要な在庫(ポジション)を減らす
- リスクを軽くする
ために **一定方向へ“軽く走らせる”**ことがあります。
🔶 2. 大口(アルゴ)がストップを刈りに行く
指標前はトレーダーのストップが 特定のゾーンに集中 します。
そこで大口は
→ “軽い成行”で価格を動かして
→ そのストップを吸収(=注文を確保)し
→ 実質的に「燃料」を手に入れる
これが Liquidity Grab(吸収)。
🔶 3. 板が薄くなるため、少しの注文で動かせる
指標前は多くの参加者が取引を避けるため、
流動性が著しく低下 します。
流動性が薄い=
小さい注文で 大きく動く。
だからこそ、狙った吸収がやりやすい。
🔶 4. 「指標本番の方向」を隠すためのフェイク
指標前の動きは 本番と逆方向に走ることが非常に多い。
これは大口の
「本命方向へ先に走られるのを避けるためのダマシ」
でもあります。
🟦 AXIORYで流動性吸収が読みやすい理由
◎ cTrader DOM(板情報)が使える
板が薄くなるタイミング、
反対側の板吸収、
小ロット成行での急動き
が見えやすい。
◎ Tickチャートが強い(更新速い)
速度低下 → 転換の瞬間がわかる。
◎ 約定が速い
スキャルピングの刺さりが良い。
◎ スプレッドが安定(特に指標直前)
他社に比べて広がりにくいので、前狙いがしやすい。
🟦 具体的な「流動性吸収パターン」3つ
ここからが最も重要な部分です。
🟩 パターン①:小規模フェイクブレイク → 即戻り(Fakeout Reversal)
動きの流れ
- 指標前にレンジ上・下の片側へ“軽く”ブレイク
- ストップ刈り
- 戻って元のレンジへ
- 均値回帰
エントリー
- フェイクブレイクの戻りで逆張り
- DOMで反対板が急増した瞬間が狙い目
利確
+3〜8pips(ゴールド +5〜15)
特徴
これが最も頻発する吸収パターン。
🟩 パターン②:急落 → 板吸収 → ゆっくり回帰(Absorption Revert)
動きの流れ
- 指標1〜5分前
- 一方向へ急落(または急騰)
- 下/上に厚い板が突然現れて止める
- 成行が止まり、じわじわ回帰
DOMでわかるシグナル
- “反対板”だけが急に積まれる
- 成行速度が急停止する
エントリー
- 速度停止+反対板出現で逆張り
- 力強い戻りを短期で抜く
🟩 パターン③:ストップ吸収 → 指標方向の予告(Directional Liquidity Grab)
これは上級者向け。
動きの流れ
- 指標前に片側へ意図的に刈る
- 刈った後に、大口がその価格帯で静かに“吸収”
- 発表本番で“吸収した方向”へ一気に走る
つまり、
本命方向の前兆が指標前に出るパターン。
見抜き方
- DOMで急に現れる大きな“板の置き方”
- Tickで「逆方向の成行が急増」
- 吸収ゾーンを抜けると一気に走る
これを読むと、
指標本番の方向を予測できることがある。
🟥 絶対に気をつけるべきこと(重要)
❌ 指標開始直前の取引は危険
指標10〜3秒前は急にスプレッドが広がる。
❌ スプレッド急拡大 → 損切りが刺さらない
特にゴールド。
❌ 指標内容に依存する方向性は予測不可能
あくまで「直前の微小スキャル」だけにすべき。
❌ ロットを上げすぎるとスリップで事故る
吸収パターンはよく滑る。
🟦 実戦での「入るタイミング」まとめ(AXIORYで最重要)
以下を複合的に見てエントリーします:
🔵 ① DOMで反対板の急増
→ 反転の前兆
🔵 ② Tickの連続更新が急停止
→ トレンドの息切れ
🔵 ③ 小規模ブレイクの“戻り”が発生
→ フェイクのシグナル
🔵 ④ スプレッドがまだ広がっていない
→ AXIORYは指標前は比較的安定
この4条件が揃ったら、
短期逆張りが高確率で成功します。
🟦 どの銘柄が最も吸収が起きやすい?
- XAUUSD(ゴールド) ← 圧倒的No.1
- NAS100 / US30
- GBPUSD
- EURUSD(やや穏やか)
ゴールドは指標前の吸収が“いつものこと”レベルで発生。
🟥 まとめ(短い版)
指標前の流動性吸収=大口が“燃料”を刈る動き。
AXIORYでは DOM × Tick × 約定速度を使うことで
この吸収の“終わり”を狙って逆張りするのが強い。


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