XMのZero口座スキャル専用「5秒ルール」について

以下では、**XM Zero口座スキャル専用「5秒ルール」**と呼ばれる手法について、
なぜ“5秒”なのか → Zero口座特有の理由 → 実際のルール構造 → 有効場面と危険場面 → EA化の考え方
まで徹底的に詳しく解説します。


目次

🔵 XM Zero口座スキャル専用「5秒ルール」とは?

トレーダー間で語られる “XM特化スキャルロジック” の一つで、

“Zero口座のスプレッド反応と注文約定速度が最も素直になる
『5秒間』だけを使って超短期スキャルを行う戦略”

のことです。

「5秒」というのは単なる語呂合わせではなく、
XM ZeroのLP反応速度・スプレッド変動・ティック更新特性が
『約5秒』という区切りで安定する

という経験則に基づいています。


🔷 なぜ「5秒」なのか?(Zero口座の特殊仕様)

XM Zeroの特徴をまとめるとこうなります:


✔ ① スプレッド更新が“1〜5秒単位で波を作る”

Zero口座は
スプレッドが常に極小である代わりに、更新のクセが強い

  • 0.0 → 0.1 → 0.2 → 0.0 → 0.1
    と、板が薄い時はちょっとした変動でも跳ねやすい。

この変動が4〜6秒のサイクルで整いやすいため、
“5秒窓”が最も扱いやすい。


✔ ② 約定反応が「最速になる瞬間」が5秒以内

Zero口座はLP直結なので、
ティック急増 → 約定速度最大化
がほぼ5秒以内で起こる。

逆に、

  • 6〜10秒後は約定スリップが増える
  • 10秒を越えるとスプレッドが崩れやすい

という特徴があり、
5秒は約定が最も安定する“最良区間”


✔ ③ 5秒以上持つと“ノイズ領域”に突入しやすい

特にロンドン〜NY時間では:

  • 方向が急反転
  • スプレッドの瞬間拡大
  • 誤差の走り(滑り)

が5〜10秒で起こる。

そのため、
5秒以内に完結させないとスキャルは不利
になるケースが多い。


🔥 つまり「5秒ルール」の核心はこう

“方向が出た最初の5秒間だけが
 Zero口座の優位性が最大化される時間帯”

→ だから、
エントリー後 “5秒以内” に決着をつけるスキャル戦略
が成立する。


🧩 XM Zero口座 “5秒ルール” の実際の内容

一般的に語られる形を、分解して整理します。


✔ ① エントリーは“ティック急増直後”のみ

Zero口座はティック急増を捉えると
スプレッドが最も安定するため、ここが狙い目。

具体基準は:

  • 直近3秒でティックが平均の2〜3倍に増加
  • Ask優勢 or Bid優勢の片寄りが発生
  • スプレッドが0.0〜0.2pで固定気味

これが揃った瞬間に入る。


✔ ② エントリー方向は“優勢側に順張り”

  • Ask連打 → 上
  • Bid連打 → 下

Zero口座は順張りスキャル最適化の口座なので、
急増方向に乗るのが基本。


✔ ③ 保有時間は最大5 sec(5秒)

これが“5秒ルール”の本体。

  • 3〜5秒で即利確
  • 反対に飛んだら1〜2秒で即撤退
  • 損切りは固定(0.5〜1.0p)

勝ち:小さい
負け:超小さい

を徹底し、回数で積む。


✔ ④ 5秒以上は絶対に引っ張らない

※これが一番重要

5秒を越えた瞬間から:

  • ノイズが増える
  • 方向転換が起きやすい
  • スプレッドが急拡大
  • スリッページが大きくなる

Zero口座の“有利ゾーン”から外れる。


🔍 5秒ルールが機能しやすい時間帯

順位で並べるとこう。


🥇 ロンドンオープン。15:30〜17:00

ティック急増+方向性がハッキリ。


🥈 NYオープン直前〜直後。21:00〜23:00

方向のエンジンがかかりやすい。


🥉 指標後1〜3分の落ち着き

指標直後は危険だが、一呼吸置いた後の5秒は黄金。


4位 東京オープン(8:00〜9:00)

スプレッド安定・短期トレンドが出やすい。


⚠️ 逆に「5秒ルール」が危険な時間帯

  • 深夜(3〜6時)
    → スプレッド暴れが多く、Zero口座でも安定しない
  • 指標直前20分以内
    → LPが引っ込み、スプレッド変動が跳ねやすい
  • 祝日(日本・欧州・米国)
    → ティックが減るので“急増”が機能しない

❗ よくある誤解

“5秒で勝てる” ではなく、
“5秒以内にしかメリットがない” という意味。

Zero口座の “最強時間帯” が 5秒以内なのです。


🔧 EA化(MQL4/5)での構成(概念)

EA化するなら次の条件を組み合わせるのが基本:

  • TickPerSecond > 平均の2倍
  • Spread < 0.2p
  • Ask連打 or Bid連打の偏り > 60%
  • エントリー → 5秒経過で強制決済
  • 逆行1p以内で即損切り

超短時間アルゴ特化の構造です。


📝 まとめ

XM Zero口座 “5秒ルール” とは:

  • Zero口座のスプレッド・約定・ティック特性は
    最初の5秒に優位性が集中する
  • 急増ティック方向に順張りで入り
  • 3〜5秒で利確、1〜2秒で損切り
  • 5秒以降はノイズ領域なので絶対に引っ張らない
  • ロンドン〜NYオープンで最も機能
  • 深夜・指標前後・祝日はNG

という、
XM Zero口座専用の“超短期・高速順張りスキャル戦略” です。

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