XMのスプレッド拡張ブレイクアウト検出

ここでは XMのスプレッド拡張(拡大)を“ブレイクアウトの前兆”として検出する方法 を、
XM特有のスプレッド挙動・LP切替・時間帯癖まで含めて
“プロスキャルレベル”で 徹底的に詳しく 解説します。

※一般的な戦略説明であり投資助言ではありません。


目次

🔥 XMの「スプレッド拡張ブレイクアウト検出」とは?

XMでは、ブレイクの直前に以下が起きやすい特徴があります:

✔ 一瞬だけスプレッドが“拡大”する

✔ その直後に急激に“縮小”し

✔ 本物のブレイクアウトが発生する

つまり スプレッド拡張そのものが“爆発前の前兆信号” になるのです。

特に Zero口座 × EURUSD × XAUUSD で顕著。


🧠 なぜスプレッド拡張がブレイクの前兆になるのか?

理由は XM の LP(流動性プロバイダー)構造に関係します。


✔ ① ブレイク直前は「逆張り勢の指値」が食われる

→ 板が薄くなる
→ XMは安全側にスプレッドを一瞬だけ広げる


✔ ② LP再配信 → 約定板が“綺麗”になりスプレが急縮小

→ 市場が本物の方向へ流れやすい状態に変わる


✔ ③ 流動性復活後のブレイクは“本物”

→ フェイク率が下がる
→ 騙しの少ないトレンドが出る

特に ロンドン・NY では高精度。


1️⃣ スプレッド拡張 → 縮小 → ブレイク の典型3パターン


🥇 パターン①:瞬間拡張 → 即縮小(最も精度が高い)

  • スプレッドが 0.1 → 0.5 に一瞬広がる
  • 数秒以内に 0.1〜0.2 に急収縮
  • その方向の高値 or 安値を一気に突破

→ ブレイク確定率が超高い

特に EURUSD でよく出る。


🥈 パターン②:ゆっくり拡張 → ゆっくり縮小 → じわ上げブレイク

  • スプレが10〜30秒かけて広がる
  • その後戻る
  • レンジ上限付近でティック密度が急増
  • ブレイク方向へ滑らかに伸びる

→ 持続性の高いトレンドが多い


🥉 パターン③:ロンドンオープン直前の拡張 → 直後のブレイク

ロンドン前は:

  • 日本時間の板が薄い
  • XMスプレッド拡張が出やすい
  • ロンドン勢参入と同時に急収縮
  • 方向が一瞬で決まる

→ ゴールドで最強のブレイクパターン


2️⃣ XMスプレッド拡張を“ブレイク前兆”として検出する条件

以下の条件がそろうとブレイクの信頼度が高いです。


🟩 条件①:スプレッドが“普段の2倍”以上に拡張

例(Zero口座)

  • EURUSD:0.0 → 0.3〜0.5
  • XAUUSD:1.0 → 2.0〜3.5
  • USDJPY:0.1 → 0.4〜0.8

🟩 条件②:拡張後、3〜15秒以内に縮小

→ 即縮小はブレイク確定のサイン
→ 遅縮小はじわ伸びブレイクのサイン


🟩 条件③:縮小した後に「1分ローソクの実体が大きくなる」

= 本物の流動性が入った証拠


🟩 条件④:直近の高値/安値付近(±5~15pips)で起きている

レンジ中央で起きても意味がない
高安付近だと“意図的な板操作”の可能性が高い


🟩 条件⑤:ティック密度が増加

  • ティックが増える
    = LPが増えた証拠
    = ブレイク成立の可能性が急増

3️⃣ スプレッド拡張ブレイクアウトの狙い方(プロロジック)


✔ ステップ①:拡張を検出

スプレが普段の2〜3倍になる瞬間を監視


✔ ステップ②:急縮小の瞬間を待つ

縮小前に入るのは絶対にNG。


✔ ステップ③:縮小後の“初戻り・初押し”でエントリー

→ ブレイク方向への順張りが最も安全


✔ ステップ④:利確は5〜15pips

ブレイク後は伸びるがスキャルなら即逃げが正解


✔ ステップ⑤:損切は3〜5pips

逆向きの大きい実体足で撤退


4️⃣ 時間帯別の“ブレイク検出精度ランキング”


🥇 1位:ロンドンオープン前後(15:55〜16:20)

  • 拡張→縮小が最も綺麗
  • ゴールド・ユーロが爆発しやすい
  • ブレイク方向が素直でフェイクが少ない

🥈 2位:NYオープン(21:30〜22:30)

  • 初動が強烈
  • スプレッドの急縮小が多い
  • 本物トレンドが立ち上がりやすい

🥉 3位:指標後(数分後)

  • 拡張→正常化のパターンが明確
  • 初動ブレイクが発生しやすい

❌ ワースト:東京時間

  • スプレ拡大がノイズ
  • ブレイク率が低い
    → 検出精度が悪い

5️⃣ この戦略で“絶対にやってはいけないこと”


❌ 拡張時にエントリーする

→ 即死率99%

❌ 縮小前に飛び乗る

→ 偽ブレイクに巻き込まれる

❌ 中途半端な時間帯で使う

→ ノイズの拡張が大量発生(特に東京)

❌ 指標直前直後にこの手法を使う

→ 特徴が完全に崩れる


6️⃣ エントリー例(超典型パターン)


📌 例:XAUUSD(ゴールド)

スプレッド:1.0 → 2.8 に拡張
→ 5秒後:1.1まで急縮小
→ ティックが急増
→ レジ上限を試す
→ 初戻しショート or 初押しロング
→ 10〜20pips抜き

ゴールドでは1〜2分で完結する。


🔥 最終まとめ(XMスプレッド拡張ブレイク検出)

  • スプレッド拡張は ブレイク前の“板薄”のサイン
  • 即縮小は 本物ブレイクの確定合図
  • ロンドン&NYで最も精度が高い
  • 拡張→縮小→初押し(初戻り)が鉄板エントリーポイント
  • 東京時間と指標前後は使わない
  • ゴールドとユーロで爆発的に機能する
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