AXIORYのレンジ相場限定の「片側限定レバ戦略」について

以下では、Axiory(アキシオリー)で一部の上級トレーダーが実践している
レンジ相場限定の「片側限定レバ戦略」
について、仕組み・狙い・ロット設計・注意点まで、初見でも理解できる形で詳しく解説します。


目次

🔵 「片側限定レバ戦略」とは?

レンジ相場(横ばい相場)で、

“上限(レジスタンス)または下限(サポート)のどちらか片側のみ” にレバレッジを集中してエントリーする戦略

です。

ポイントは “両側を取らない” こと。

✔ レンジ上限 → 売りのみ

✔ レンジ下限 → 買いのみ

✔ レンジ中央 → ノートレード

✔ レバはレンジ環境に限定して上げる

これにより、

  • エントリー精度が高まる
  • ロスカットを短くできる
  • 勝率が高い “安全なポイントだけ” を狙える

というメリットが生まれます。


🔵 片側限定レバ戦略が生まれた背景

Axioryのトレーダー界隈では、

  • ナンピン禁止
  • 固定レバ単発戦略
  • トレンドフォローの分割追加

などが主流ですが、
「レンジのみ上手く取りたい」という層 に向けて発展した戦略がこれです。

特にドル円・ユーロドルの長期レンジ期間で効果が高い。


🔵 片側限定レバ戦略の本質(すごく重要)

✔ ① レンジ上限・下限は「最も勝ちやすい場所」

→ ロスカットを極端に短くできる

✔ ② 逆側のエントリーを完全に封印

→ 迷いが消え、精度が急上昇

✔ ③ レバをかけられるのは“限定ポイント”だから

→ リスクを管理しやすい

つまり…

“高精度の1点だけにレバを集中させる”
超シンプルで破綻しにくい逆張りレンジ戦略

です。


🔵 具体的な戦略手順(これが実戦向け)

ここでは、Axioryで最も実践者が多い
レンジ上限で売りのみ(片側限定)
を例にします。

◆ STEP1:レンジを定義する

使用足:4H / 1H が最も適切
条件:

  • 上限:直近2〜3回止められた水平ライン
  • 下限:同じく2〜3回止まったライン
  • ADXが20以下(方向性が薄い)

◆ STEP2:方向を決める

例:上限で“売りだけ”を採用(買いはやらない)

◆ STEP3:エントリー条件を設定

  • 上限の ±5〜10pips 付近で指値
  • ダブルトップ/ヒゲ連発
  • RSI 60〜70の反転
  • プライスアクション(ピンバー・包み足)

1つ当てはまれば入るのではなく、2〜3条件が重なる場所に絞る。

◆ STEP4:ロット(レバ)の組み方

片側限定なので、精度が高いため、
普段より 1.3〜2倍のレバレッジ を使う人が多い。

例:
通常:0.05ロット
レンジ上限限定:0.08〜0.1ロット

これは“片側だけで戦うので回数が少なく、リスク管理しやすい”ため。

◆ STEP5:損切りを極端に短く取る

典型:

上限ライン + 10〜15pips

レンジ上限は「抜けたらトレンド発生」のケースが多いため、
ズルズル耐える意味は一切ない。

◆ STEP6:利確はレンジ中央 or 反対側

  • 手堅い:中央で利確
  • 攻める:下限まで引っ張る

基本はRR(リスクリワード)2以上を狙う


🔵 ロット設計(例)

口座残高:20万円
許容リスク:1%(2,000円)
損切り幅:15pips

2,000円 ÷ 15pips ≒ 133円/pips  
→ 約0.13ロット

普段0.07ロット程度のトレーダーが
レンジ限定で0.13ロットを使う、というイメージ。

レンジは高精度だから“限定的に”レバを上げられる。


🔵 レンジが続いている限り勝ち続ける戦略

片側限定戦略は、
レンジが続く限り “毎回ほぼ同じ場所で勝てる” のが強み。

例:

  • ドル円(毎年よくある)
  • ユーロドル(長期停滞期多い)
  • ゴールドはレンジが多いがボラが高いため少し調整必要

🔵 注意点(ここが最大の落とし穴)

⚠ ① レンジブレイク時に大損しないこと

→ 損切り位置は必ず守る
→ 逆行後のナンピンは絶対NG

⚠ ② ポジションの持ちすぎを避ける

→ レンジで勝てば勝つほど調子に乗りがち

⚠ ③ 指標でレンジが破壊される

NFP・CPI・FOMC などではエントリーしない。

⚠ ④ レンジ認識が間違うと負けやすい

→ レンジ幅が狭すぎると、ロスカットが頻発する


🔵 片側限定レバ戦略のメリット

✔ 高勝率(60〜75%も普通)

✔ R:R(リスクリワード)が良い

✔ 負けが小さい(損切りが短い)

✔ トレンドが出ても損切りで終わるため口座は守れる

✔ ナンピン不要&単発勝負でメンタルが楽


🔵 デメリット

⚠ レンジ判定の精度が低い人は難しい

⚠ ブレイクした瞬間に損切りしないと崩壊

⚠ トレンド相場では全く使えない

ただし、
“レンジは必ず発生する”
ため、特定の期間だけ稼ぐ戦略として優秀です。


🔵 まとめ

Axioryの
レンジ限定の「片側限定レバ戦略」 は、

  • レンジ上限 or 下限だけで戦う
  • 逆方向は完全に捨てる
  • 限定ポイントだからこそレバを少し上げても安全
  • 損切りを極端に短くする
  • ブレイク時は素直に撤退

という、
精度の高いポイントだけで勝負する逆張りレンジ戦略 です。

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