AXIORYのペア相関を使った「レバ分散ヘッジ」について

以下では、Axiory(海外FX業者)が提供している「ペア相関」を用いた**レバ分散ヘッジ(レバレッジ分散ヘッジ)」**について、日本語で分かりやすく詳しく解説します。


目次

🔵 Axioryの「ペア相関」とは?

Axioryのマーケットツールでは、**通貨ペアやCFD銘柄同士の相関係数(–1〜+1)**を確認できます。

  • +1 に近い:ほぼ同じ方向に動く
  • –1 に近い:ほぼ逆方向に動く
  • 0 に近い:無関係に動く

これを使うと、
リスクを分散したヘッジ戦略(レバレッジを分散させるヘッジ)
が組めます。


🔵 レバ分散ヘッジとは?

簡単に言えば…

相関の高い or 逆相関のペアを利用して、同時にポジションを持ち、レバレッジによるリスクを分散しながら利益機会を増やす方法

レバレッジを高くすると1つのペアの値動きに資金が左右されますが、
相関を利用して複数ペアに分散することで、

  • 含み損のバランス調整
  • 急変動リスクの軽減
  • 複数ペアでの利益取り

が可能になります。


🔵 代表的なペア相関の組み合わせ例

(※Axioryのツールで確認できる)

高い正の相関(同方向に動きやすい)

  • EUR/USD と GBP/USD
  • AUD/USD と NZD/USD
  • WTI原油 と カナダドル(USD/CAD)

同方向の動き → 片方の損をもう片方の利益で補いやすい

高い負の相関(逆方向に動きやすい)

  • USD/JPY と 金(XAU/USD)
  • USD/CAD と 原油

逆方向 → 片方のポジションがヘッジとして機能


🔵 レバ分散ヘッジの具体例

◆ 例①:同方向に動くペアでリスク分散(正の相関)

EUR/USD と GBP/USD

  1. EUR/USD:買い
  2. GBP/USD:買い

相関が高いため、
急変動でも一方の損をもう一方の利益で緩和しやすい

→ 1つの通貨ペアだけでレバを張るより安全性が上がる。


◆ 例②:逆相関でヘッジ(負の相関)

USD/JPY と XAU/USD(金)

  • USDJPY が上がる時 → 金は下がりやすい
  • USDJPY が下がる時 → 金は上がりやすい

例:

  1. USD/JPY:買い
  2. XAU/USD:買い

USD/JPY が下がっても金が上がり損失を補える。


◆ 例③:商品と通貨の複合ヘッジ

原油(WTI) と USD/CAD

  • 原油 ↑ → カナダドル ↑(USD/CAD ↓)
  • 原油 ↓ → カナダドル ↓(USD/CAD ↑)

例:

  • 原油:買い
  • USD/CAD:売り

→ 原油が動く方向に合わせてペアで利益を取りにいく


🔵 レバ分散ヘッジのメリット

✔ 1. レバレッジの実質的なリスク軽減

同じ資金量でも単一ペアより総リスクが下がる

✔ 2. 急な変動に強い

相関が効いていると、
片方の損失をもう一方が自動的に相殺

✔ 3. トレードの安定性向上

レンジ相場&トレンド相場のどちらでも対応しやすい。


🔵 注意点(重要)

⚠ 相関は常に一定ではない

地政学リスク・経済指標等で相関は崩れることがある。

⚠ 過剰なポジション取りは逆に危険

ヘッジのつもりが「両方負け」になることもある。

⚠ 本手法=安全ではない

レバレッジが絡むため、あくまで資金管理が最優先


🔵 まとめ

Axioryの「ペア相関」を使ったレバ分散ヘッジは、

  • 相関の高いペアの組み合わせ
  • 逆相関を利用したヘッジ
  • 商品 × 通貨の複合戦略

などを通じて、
レバレッジ取引のリスクを抑えつつ収益機会を増やす方法です。

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