XMの価格レンジ「収縮→拡大」ランキング戦略

ここでは 「価格レンジ『収縮 → 拡大』ランキング戦略」 を、
XM(最大1000倍)で実際に使えるレベルまで徹底的に解説します。


目次

🔵 価格レンジ「収縮→拡大」ランキング戦略とは?

価格のボラティリティ(値幅)が 極端に縮んだあと は、
その反動で 必ず大きな値動き(ブレイク)が発生 します。

これを利用して、

  1. 価格レンジ(値幅)が“最も縮小している通貨ペア”をランキング化
  2. 「拡大=ブレイク」が起こりやすい順に狙い撃ち
  3. ブレイク方向に順張りで一気に乗る(XMの高レバ活用)

というのがこの戦略です。

まさに エネルギー爆発前の銘柄を探し出す手法 です。


🧩 戦略の全体フロー(5ステップ)

  1. レンジ収縮度(ボラ収縮度)を測定
  2. 収縮度ランキングを作成
  3. 上位通貨ペアのみ監視
  4. ブレイクした瞬間に順張りでエントリー
  5. ボラ拡大が弱まったら利確

XMの高速約定 × 高レバと非常に相性が良い戦略です。


📊 1. レンジ収縮を測定する指標(重要)

価格レンジの「収縮」を数値化するため、
主に以下の3つを使います。


⭐① ATR(平均真の値幅)

最も使われる“値幅”の指標。

ATRが極端に低い → レンジが縮んでいる
ATRが急上昇 → ブレイクが発生した証拠


⭐② ボリンジャーバンド幅(BandWidth)

BandWidth =(上バンド - 下バンド)÷ 中央線
  • BandWidth が小さい → ボラが縮小中
  • 過去最低レベル → ブレイク準備完了

⭐③ Keltner Channel(KC)とのスクイーズ

ボリンジャーがKC内に完全に収まる状態=スクイーズ

これは“爆発前兆”として有名。


🔢 2. 収縮度スコアの計算(ランキング化)

以下を組み合わせると精度が高いです:

収縮度スコア(0〜100)
= ATRの低さ(過去比較) × 0.5
+ BandWidthの縮小率 × 0.3
+ KCスクイーズ時間 × 0.2

▼ 収縮度スコアの例

通貨ペアATRレベルBandWidthKCスクイーズスコア
EUR/USD過去20日最小極小10本90
GBP/JPY3本70
XAU/USD通常通常0本45

スコアが高いほど、「爆発前」状態


🏆 3. ランキング作成(例)

1時間足での例:

順位通貨ペア収縮度備考
1位EUR/USD92スクイーズ10本、バンド幅極小
2位AUD/USD85典型的なレンジ収縮
3位USD/JPY79方向待ち
4位GBP/JPY60揺れはあるが収縮中
5位XAU/USD40レンジは普通

ランキング上位3つだけに注目するのが鉄則


🚀 4. 「拡大」=ブレイクのエントリー方法

レンジ収縮中は“待つだけ”ですが、
ブレイクが起きたら 即エントリー します。


📘 ブレイクの判定基準

以下の1つでも満たせばブレイク確定:

■ ① BandWidthが急上昇

■ ② 直近レンジ上限または下限を実体で抜ける

■ ③ ATRが急増

■ ④ 大陽線 or 大陰線が確定


🎯 エントリー方向は“順張り”

  • 上方向のブレイク → BUY
  • 下方向のブレイク → SELL

逆張りは絶対NG。
爆発タイミングは勢いが強いため、
順張りが最強です。


🌪 5. XM向けレバレッジ配分(最適化)

収縮度が高いほど「大きい値幅」が期待できるため、
レバレッジは収縮度に比例させます。


⭐ 収縮度 × レバレッジ(XM版)

収縮度市場状態レバ
90〜100過去最低レベルの収縮400〜800倍(大チャンス)
80〜90強収縮200〜400倍
70〜80中収縮100〜200倍
60〜70収縮初期〜100倍
<60通常トレードしない

🛑 利確・損切りのルール(シンプル)

✔ 利確

  • ボラティリティの増加が止まったとき
  • BandWidthがピークを過ぎたとき
  • 20EMAを逆方向に抜かれたとき

「勢いが止まったら即利確」


✔ 損切り

  • ブレイク失敗(騙し)でレンジ内に戻ったら即切る
  • 直前のレンジ内50%を明確に割り込んだら損切り

※レンジ戦略で損切りが遅れると破滅的損失になるため厳守


📘 実例(わかりやすいパターン)

▼ EUR/USD(1時間足)

・BandWidth 過去8週間最小
・KCスクイーズ 12本継続
・ATR 低レベル
→ 収縮度 93(ランキング1位)

▼ ブレイク発生

・長い陽線
・BandWidth急上昇
・ATR急増

👉 BUYで順張り
👉 XMレバ:500倍(条件MAX)

▼ 利確

ボラピークアウト
20EMA割れで決済
→ +40〜70pips(典型的なスクイーズブレイク)


🎯 この戦略のメリット

  • ブレイクを狙うため、一度の利幅が大きい
  • 騙しを避けやすい
  • 統計的優位性が高い
  • XMの高レバと相性抜群
  • トレンドフォローより判断が簡単
  • 通貨だけでなく金・指数でも使える

⚠ デメリット

  • ブレイク待ちの時間が長い
  • 逆張り禁止(早まると負ける)
  • 指標直後は収縮判断が狂いやすい
  • 騙しブレイクもゼロではない
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