XMTradingのスプレッドについて各口座、徹底戦略比較

目次

スプレッドとは何か

  • スプレッド = 「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の差。これが実質的な取引コストの一部となる。
  • たとえば USD/JPY の買値が 150.285、売値が 150.283 のとき、スプレッドは 0.002 円 → 0.2 銭(=0.2 pips)となる例。
  • スプレッドは、トレーダーにとって「最初に負担するコスト」のようなもの。狭いほど有利。
  • XMのスプレッドは 変動制(フローティングスプレッド) であり、相場の流動性・時間帯などに応じよって広がったり狭くなったりします。
  • また、XM は フラクショナル・ピップ価格設定 を導入しており、1 pips よりも細かい小数点以下の単位での提示もできます。

XM の口座タイプ別スプレッド・手数料の違い

XM では、取引スタイルに合わせて複数の口座タイプ(例:スタンダード、マイクロ、KIWAMI(極)口座、Zero 口座など)が用意されており、スプレッド・手数料の構造も違います。以下は主な特徴です。

口座タイプスプレッドの傾向取引手数料総コストにおける特徴
スタンダード(Standard)/マイクロ比較的広め(USD/JPY で 1.0 pips 前後など)基本的に手数料なし(スプレッドに含む形) コスト構造が単純。ニュース時や流動性が低いときはスプレッドが拡大しやすい。
KIWAMI(極)口座非常に狭いスプレッド(最小 0.6 pips から)手数料無料 手数料を考慮しないコストでの比較で最も有利になることがある
Zero 口座スプレッドは極めて狭く設定可能取引ごとに手数料がかかる(1 ロットあたり片道 5 USD 相当など) スプレッドだけでなく手数料込みで実質コストを比較する事になる。ゼロ口座はスプレッド自体は小さいが、手数料を加えるとコストが逆転する可能性もある。

例として、USD/JPY でのコスト比較を出している情報もあります:

  • スタンダード口座:実質スプレッド 1.10 pips 前後という話もある
  • Zero 口座:スプレッド非常に小さい例もあるが、手数料込みで 1.06 pips 等という事も

このように、口座タイプによって「見かけ上のスプレッド」と「実質コスト(スプレッド + 手数料)」は大きく異なることがあります。


スプレッドが広がりやすいタイミング・要因

スプレッドは常に変動するため、特に広がりやすい時間帯・状況があります。

主な要因は以下:

  1. 流動性が低い時間帯
    たとえば日本時間の早朝などは、スプレッドが広がる傾向がある。
  2. 経済指標の発表時・ニュースが飛ぶタイミング
    相場の急変を伴うニュースや経済指標発表時には、注文が殺到するためリスクヘッジでスプレッドが広げられることが多くある。
  3. 通貨ペアの種類(メジャー vs マイナー / エキゾチック)
    流動性の高いメジャー通貨ペア(例:USD/JPY、EUR/USD など)は比較的狭いスプレッドになりやすい。反対にマイナー通貨ペアではスプレッドがかなり広くなる場合があります。
  4. 相場の荒れ・ボラティリティの激しい場面
     急激な価格変動が起こるとリスクが高まるため、スプレッドは自動的に広げられることがある。

スプレッドの確認方法・実際のチェック

  • XM の MT4/MT5(PC版)で「気配値ウィンドウ」→右クリック →「スプレッド」選択で、各通貨ペアのリアルタイムスプレッドを表示可能です。
  • スマホ版 MT4やMT5、XMアプリでもタップでスプレッド確認が可能。
  • XM の公式サイトや「リアルタイムスプレッド表示」ページで、通貨ペアごとの現在のスプレッドを確認可能。

🌐 XM Standard口座の基本仕様

項目内容
最小取引単位1ロット = 100,000通貨(※マイクロ口座は1,000通貨)
スプレッド変動制(固定ではない)
手数料なし(スプレッドに全て含まれる)
最大レバレッジ1,000倍(※日本居住者は制限あり)
取引プラットフォームMT4 / MT5 / XMアプリ
注文方式STP(A-Book)方式による即時実行または成行約定

💹 XM Standard口座の平均スプレッド(主要通貨ペア)

XM公式や実測データをもとにしたおおよその平均値です:

通貨ペア平均スプレッド(pips)備考
USD/JPY1.6 pipsメジャー通貨ペアでは標準的
EUR/USD1.7 pips流動性が高く比較的狭い
GBP/USD2.1 pipsボラティリティが高めで広がりやすい
AUD/USD1.9 pips
EUR/JPY2.0 pips
XAU/USD(金)3.5~4.0 pips(=0.35~0.40ドル)変動が激しいため広がりやすい

※上記は通常時(ロンドン・ニューヨーク市場の流動性が高い時間帯)の平均値です。
ニュース時・早朝・週明け(月曜早朝)は一時的に 2〜3倍ほど広がることもあります。


🧮 コストの実質イメージ(例:USD/JPY)

  • 1ロット(=10万通貨)取引時
     スプレッド 1.6 pips → 約 1,600円 が取引コスト。
     ※往復で含まれる(手数料は別途なし)
  • 0.1ロット(1万通貨)取引時
     スプレッド 1.6 pips → 約 160円 が取引コスト。

🔍 他の口座とのスプレッド比較

口座タイプUSD/JPY平均スプレッド手数料総コスト目安(1ロット)備考
Standard1.6 pipsなし約1,600円シンプル・初心者向け
KIWAMI(極)口座0.7 pips 前後なし約700円スプレッド特化・中上級者向け
Zero口座0.1 pips + 手数料片道5USD往復10USD ≒ 1,500円実質約1.1 pips(約1,100円)手数料があるがスプレッドは最小

Standard口座は「総コストは中間・取引がシンプル」なのが強み
手数料の計算が不要で、特にスキャルピング・短期売買以外では扱いやすいです。


⚠️ スプレッドが広がる主なタイミング

状況スプレッドの変化
日本時間の早朝(6~9時)広がりやすい(2.5~4.0 pips程度になることも)
経済指標・要人発言時急激に広がる(数十pipsになる例も)
週明け(市場オープン直後)一時的に不安定
クリスマス・年末年始など流動性低下で全体的に広がる

✅ XM Standard口座のまとめ

  • 初心者で「まずはXMを使ってみたい」方
  • 手数料計算なしで、分かりやすいコスト構造を求める方
  • スイング・デイトレ中心で「極端に狭いスプレッド」にこだわらない方

🌐 XM Zero口座の基本仕様

項目内容
スプレッド超狭い変動スプレッド(0.0 pips〜)
取引手数料片道 5ドル/1ロット(往復10ドル)
取引方式ECN方式(A-Book)
最小ロット0.01ロット(= 1,000通貨)
最小入金額100ドル(約15,000円前後)
レバレッジ最大1,000倍(通貨ペアによる)
取引プラットフォームMT4 / MT5

🧾 手数料は「スプレッドとは別」に発生し、往復10ドル=約1,500円が1ロットの実コストに加わります。


💹 平均スプレッド(主要通貨ペア)

XM公式や実測データからの一般的な目安:

通貨ペア平均スプレッド備考
USD/JPY0.1〜0.2 pips非常に狭い
EUR/USD0.0〜0.1 pipsXM最小クラス
GBP/USD0.3〜0.5 pipsやや広がりやすい
AUD/USD0.2〜0.4 pips
XAU/USD(金)0.2〜0.3 pips(=約0.02〜0.03ドル)

🧮 実質コストの計算例(1ロット=10万通貨)

例:USD/JPYの場合

項目内容コスト
平均スプレッド約0.1 pips約100円
手数料往復10USD約1,500円
合計実質コスト約1.6 pips(=1,600円)

→ 実質的には Standard口座とほぼ同等 のコストですが、
「スプレッド自体が狭い」ため、短期売買では有利に働く ケースがあります。


⚔️ Zero口座 vs Standard口座 比較

比較項目Zero口座Standard口座
スプレッド0.0〜0.3 pips前後(極狭)1.6 pips前後
手数料あり(往復10USD)なし
実質コスト約1.1〜1.6 pips(通貨ペアによる)約1.6 pips
注文執行方式ECNSTP
約定スピード速い(直接市場流動性)安定・標準
スキャルピング適性◎ 高い△ 普通
初心者向き度△(慣れが必要)

📈 Zero口座が向いている人

スキャルピング(数秒〜数分の超短期取引)を行う方
板の薄い相場でもスプレッドを抑えたい方
ECN環境での透明性を重視する上級トレーダー
ドル円やユーロドルなどメジャー通貨ペアを主に取引する方


⚠️ 注意点

  • 取引回数が少ない(スイング系)トレーダーにはメリットが薄い
     → 手数料分のコストがかさむため、Standardの方がシンプルで安い場合もあります。
  • ボーナス(入金・取引ボーナス)は基本的に対象外
     → XMではZero口座のみボーナス付与対象外です。
  • スプレッドは0.0になることもあるが、実際には常に変動する
     → ニュース時・早朝・週明けなどは広がる(例:1.0〜2.0 pips 以上になることも)。

✅ XM Zero口座のまとめ

特徴Zero口座まとめ
長所スプレッドが極めて狭く、約定スピードが速い。スキャルピング向き。
短所手数料が発生、ボーナス対象外、低頻度トレードには不向き。
実質コスト主要通貨ペアで約1.1〜1.6 pips。Standard口座と大差はないが、短期取引で有利。

📘 KIWAMI(極)口座の基本仕様・特徴

まず、KIWAMI口座の主な特徴をざっと。

項目内容
スプレッド0.6 pips から(変動スプレッド制)
取引手数料無料(スプレッドに手数料込みではなく、別で徴収しない)
レバレッジ最大 1,000倍
スワップスワップフリー の取扱いになる銘柄もあるという話がある
取引可能銘柄XM が扱うほぼ全銘柄(FX通貨ペア、CFD 等)対応との話
最低取引単位0.01 ロットなど、他口座と同じく最小取引単位設定
通貨ペアの表示通貨ペア名の末尾に “#” がついた形(例としてUSDJPY#)のペアのみが KIWAMI 口座で使われる

💡 スプレッド・実質コストの目安(KIWAMI口座)

KIWAMI のスプレッド・実質コストについて複数の情報源から見てみると、次のような傾向が報告されています。

通貨ペア平均スプレッド目安備考・補足
USD/JPY0.7 pips XM の話でも平均スプレッド 0.7 pips
EUR/USD0.6~0.7 pips
GBP/USDやや広め(1.0 pips 前後)という話あり
貴金属/金(XAU/USD)1.5 pips 程度という話もあり 金は変動が大きいためスプレッドが広がる可能性大
他通貨ペアスタンダード口座より狭く、Zero口座ほど極端には狭くないとの話が多数

実質コスト(スプレッド + 手数料) の観点では、手数料が無料なので、スプレッドそのものがコストになります。
Zero 口座と比べてスプレッドは多少広めだが、手数料がないため 総合コストで逆転するケースがある という話もあります。

たとえば、USD/JPY において Zero 口座が “0.1 pips スプレッド + 手数料” だとすると、手数料を加えた実質コストで KIWAMI の方が有利になる可能性があります。


✅ KIWAMI(極)口座まとめ

KIWAMI(極)口座を使うことで得られる主なメリットは以下の通り:

  • 取引手数料が不要(スプレッド以外の追加コストなし)
  • スプレッドがスタンダード口座より大幅に狭い
  • スワップ(スワップポイント)なしまたは低い銘柄が一部にある という話もある
  • 複数銘柄対応・高レバレッジ利用可能
  • スキャルピングなど取引回数が多い戦略に向く可能性が高い

⚠️ 注意点・デメリット・リスク

ただし、KIWAMI 口座にも注意すべきポイントが複数あります。

注意点内容
スプレッド拡大リスク指標発表時や相場の急変局面ではスプレッドが急激に広がる事も多数あり。KIWAMI 口座でもその通り。
スワップフリーが全面適用ではない可能性一部銘柄のみスワップフリー扱いの話があるため、すべての通貨ペアで無利息とは限らない。
取扱通貨ペアの識別・表示方式通貨ペアの末尾に#(USDJPY#など)が付く形で表示されることがあるため、MT4/MT5 で注意が必要。
流動性の低い通貨ペアでの拡がりマイナー・エキゾチック通貨ペアではスプレッドが急に広がるリスク。一般的な変動制スプレッド口座と同様。
実際の約定力・スリッページ非常に狭いスプレッドを売りにしていても、実際の約定時にスリッページが発生する可能性は残る
情報の信憑性KIWAMI 口座は比較的新しいタイプという情報もあり、情報源によってばらつきが見られるため、公式発表内容を常に確認する必要あり

メリット

  • スプレッドが狭く、手数料も不要
  • 実質コストが低く、Zero口座より有利な場面も
  • シンプルで計算しやすい

⚠️ 注意点

  • ボーナスが使えない
  • ニュース時などはスプレッドが広がる
  • 取扱通貨ペア名に「#」が付く(例:USDJPY#)

🔹 まとめ
「手数料なしで狭いスプレッド」を求める短期トレーダーに最適。
コスト重視ならZeroと並ぶXMのハイエンド口座です。

XMTrading のスプレッド戦略

XMTrading のスプレッド(=売値と買値の差)は、取引コストそのものなので、これを理解・活用した戦略を立てると利益効率が大きく変わります。

ここでは、XMの口座タイプ(Standard / Zero / KIWAMI)に合わせて、スプレッドを利用・考慮した実践的な戦略を紹介します👇


🎯 ① スプレッド縮小時間帯を狙うデイトレ戦略

🔹 概要

スプレッドは「市場の流動性が高い時間帯」に最も狭くなる。
特に ロンドン時間(日本時間16:00〜翌1:00) はチャンス。

🔹 戦略内容

  • 通貨ペア:USD/JPY、EUR/USD などメジャー通貨
  • エントリー時間:ロンドン市場の始動(16〜17時頃)
  • 手法:短期トレンドフォロー(5分足〜15分足)
  • 利点:スプレッドが最小 → コストが抑えられる → 利益効率UP
  • 特に KIWAMI口座(平均0.7pips) で効果的

🧠 ポイント

「ロンドン〜NY時間の重なり(21時〜翌1時)」はスプレッド最小。
この時間帯に集中して取引すると、コスト削減+値動きの幅が大きい。


⚡ ② スキャルピング(超短期売買)戦略 – Zero or KIWAMI 向け

🔹 概要

スプレッドの狭い口座(Zero / KIWAMI)で、数秒〜数分の値幅を抜く戦略。

🔹 戦略内容

  • 口座タイプ:Zero(0.0〜0.2pips) or KIWAMI(0.6pips〜)
  • 通貨ペア:USD/JPY、EUR/USD
  • ターゲット:3〜5pips 程度
  • 利確・損切:自動設定(OCO注文など)で即対応
  • テクニカル:EMAクロス、ボリンジャーバンドの反発など

✅ メリット

  • スプレッドが狭いため小さな値幅でも利益を出しやすい
  • 高頻度トレードに適している

⚠️ 注意

  • ニュース直後はスプレッドが急拡大 → 取引禁止時間を設ける
  • 約定スリッページの管理(MT5推奨)

⏳ ③ スイングトレードで「スプレッド差」を無視できる環境を作る

🔹 概要

1回の値幅(利益)が大きいスイングトレードでは、スプレッドの影響を最小化できる。
逆に、スプレッドの広い口座(Standard)でも不利になりにくい

🔹 戦略内容

  • 通貨ペア:EUR/USD、GBP/USD
  • 目標値幅:100pips以上
  • スプレッド:1.5〜2pips(Standard口座)
  • 利確幅が大きいため、スプレッドコスト比率は 2%以下
  • 時間足:4時間足〜日足

💬 ポイント

スプレッドを「気にしないで済む」長期視点で取引。
中長期投資・トレンドフォローに適する。


🧩 ④ 「スプレッド拡大」を逆手に取る指標トレード戦略

🔹 概要

経済指標発表時にはスプレッドが一時的に拡大。
この「拡大→収束」のタイミングで狙う戦略。

🔹 戦略内容

  • 経済指標:米雇用統計、CPI、FOMC など
  • スプレッドが広がる → 一時的に成行注文が不利
  • しかし、発表後にスプレッドが急速に戻る瞬間に逆張りエントリー

⚠️ 高リスク注意

  • 約定拒否・滑りなどリスクあり
  • 指標トレードは上級者向け(Zero or KIWAMIのみ推奨)

💼 ⑤ 口座スプレッド差を利用した“戦略的使い分け”

口座タイプ特徴向く戦略
Standardスプレッド広い(1.6pips前後)・手数料なしスイング、デイトレ
Zero超狭スプレッド・手数料ありスキャル、短期トレンドフォロー
KIWAMI(極)狭スプレッド+手数料なし短期・中期の両方OK。コスト効率バランス最強

→ トレード内容によって口座を使い分けるのが最適解。
例:

  • 日中スキャル ⇒ KIWAMI
  • 夜のデイトレ ⇒ Zero
  • 週持ちスイング ⇒ Standard

「XMでスキャルピング(超短期取引)」をする場合、
どの口座が最も利益率が高いか? を、
実際のコスト・スプレッド・手数料を基にシミュレーションしてみましょう。


XMでスキャルピングをする場合、どの口座が最も利益率が高いか?

🧮 前提条件(シミュレーション設定)

項目内容
通貨ペアUSD/JPY(最も人気・流動性が高い)
取引ロット1ロット(=10万通貨)
利確幅5pips(スキャル目標値)
損切幅3pips
勝率60%(一般的な熟練スキャル平均)
取引回数100回
1pipsの価値約1,000円(USD/JPY換算)

📊 ① 各口座タイプのコスト構造

口座タイプ平均スプレッド手数料実質コスト(往復)
Standard1.6pipsなし約1.6pips(=約1,600円)
Zero0.1pips往復10USD(=約1.0pips)約1.1pips(=約1,100円)
KIWAMI(極)0.7pipsなし約0.7pips(=約700円)

💰 ② スキャルピング時の利益率シミュレーション

【1回あたりの損益(平均)】

期待値=勝率×利確幅−負け率×損切幅−コスト期待値 = 勝率 × 利確幅 – 負け率 × 損切幅 – コスト期待値=勝率×利確幅−負け率×損切幅−コスト


● Standard口座

  • 勝ち:5pips × 60% = +3.0pips
  • 負け:3pips × 40% = -1.2pips
  • スプレッドコスト:-1.6pips
  • 期待値:3.0 – 1.2 – 1.6 = +0.2pips/回

→ 利益率はギリギリプラス(0.2pips × 100回 = +20pips ≒ +20,000円)


● Zero口座

  • コスト:1.1pips
  • 期待値:3.0 – 1.2 – 1.1 = +0.7pips/回

+70pips/100回 ≒ +70,000円の利益
スキャルでも十分プラスに持っていける水準。


● KIWAMI(極)口座

  • コスト:0.7pips
  • 期待値:3.0 – 1.2 – 0.7 = +1.1pips/回

+110pips/100回 ≒ +110,000円の利益

最も高い利益率(Zeroより約1.5倍効率的)
スプレッドが狭く、手数料がないため、短期戦略に圧倒的有利。


⚔️ ③ 戦略との組み合わせ(スキャル向き)

戦略名概要最適口座ポイント
トレンドスキャル移動平均・EMAで流れに乗るKIWAMIコスト最小・順張り向き
レンジスキャルサポレジ反発で小刻みに取るZero約定精度重視で有利
ボリンジャーバンド逆張り±2σ反発で3pips狙いKIWAMI手数料なしで回転率UP
ロンドン時間スキャル16〜20時の流動性高い時間に限定KIWAMI / Zeroスプレッド最小化時間帯

🏁 結論:XMスキャルピング最適解

項目推奨
最適口座KIWAMI(極)口座
理由手数料なし・スプレッド狭い・実質コスト最小(0.7pips)
戦略トレンドスキャル or ボリンジャー反発型(5pips狙い)
想定利益率約 +1.1pips/取引(勝率60%前提)

🔍 参考:もし100万円の証拠金で1ロット運用した場合

口座タイプ想定利益(100回)コスト合計利益率(対証拠金)
Standard+20,000円約16万円+2%
Zero+70,000円約11万円+7%
KIWAMI(極)+110,000円約7万円+11%(最優)

💡まとめ:

XMでスキャルピングをするなら
✅「KIWAMI(極)口座」+「ロンドン時間のトレンドスキャル戦略」が最も利益効率が高い。
手数料なし・低スプレッド・安定約定で短期トレードに最適。

XMでデイトレードをする場合に、どの口座が最も利益率が高いか

では今回は「XMでデイトレード(1日内で数回〜十数回の取引)」をする場合に、
どの口座が最も利益率が高いか を、具体的な数値でシミュレーションしてみましょう。


🧮 前提条件(デイトレ想定)

項目内容
通貨ペアUSD/JPY(ボラティリティ安定・XMで人気)
取引ロット1ロット(=10万通貨)
目標利確幅20pips(1日の短期トレンド狙い)
損切幅10pips
勝率55%(一般的な中級トレーダー想定)
取引回数20回/週(1日4回×5日)
1pipsの価値約1,000円(USD/JPY基準)

📊 ① 各口座タイプの取引コスト

口座タイプ平均スプレッド手数料実質コスト(往復)
Standard1.6pipsなし約1.6pips(1,600円)
Zero0.1pips往復10USD(=約1.0pips)約1.1pips(1,100円)
KIWAMI(極)0.7pipsなし約0.7pips(700円)

💰 ② デイトレ時の1回あたり期待値計算

式: 期待値=勝率×利確幅−負け率×損切幅−コスト期待値 = 勝率×利確幅 – 負け率×損切幅 – コスト期待値=勝率×利確幅−負け率×損切幅−コスト


● Standard口座

  • 勝ち:20pips × 0.55 = +11pips
  • 負け:10pips × 0.45 = -4.5pips
  • コスト:-1.6pips
  • 期待値:11 – 4.5 – 1.6 = +4.9pips/回

→ 1回あたり +4,900円


● Zero口座

  • コスト:1.1pips
  • 期待値:11 – 4.5 – 1.1 = +5.4pips/回

→ 1回あたり +5,400円


● KIWAMI(極)口座

  • コスト:0.7pips
  • 期待値:11 – 4.5 – 0.7 = +5.8pips/回

→ 1回あたり +5,800円


📈 ③ 1週間(20取引)の利益シミュレーション

口座タイプ期待値(pips)20回換算利益1ヶ月(4週)換算
Standard+4.9pips約 +9.8万円約 +39万円
Zero+5.4pips約 +10.8万円約 +43万円
KIWAMI(極)+5.8pips約 +11.6万円約 +46万円

KIWAMI口座が最も利益率が高い(約+18%効率差)


⚔️ ④ デイトレにおける戦略別最適口座

戦略名概要最適口座理由
トレンドフォロー型(EMA×MACD)日中トレンドを5〜30分足で追うKIWAMIコスト最小・スプレッド安定
ブレイクアウト型高値/安値抜けでエントリーZero約定スピード・精度重視
押し目買い/戻り売り型15分足サポレジ反発を狙うKIWAMI低コストで何度も試せる
NY時間ボラ狙い21時以降の流動性で20pips獲得KIWAMI / Zeroスプレッド縮小時間帯で有利

⏳ ⑤ 時間帯とコスト最適化

時間帯(日本時間)スプレッド傾向おすすめ口座
早朝(6〜9時)広い(2〜4pips)×避ける
東京時間(9〜15時)やや広め(1.6pips前後)StandardでもOK
ロンドン時間(16〜22時)最も狭い(0.6〜1.0pips)KIWAMI◎
NY時間(22〜翌1時)流動性高く安定KIWAMI / Zero◎

🏁 結論:XMのデイトレード最適解

項目内容
最適口座KIWAMI(極)口座
理由手数料なしでスプレッド最小(0.7pips)。トレンド狙いデイトレに最も効率的。
おすすめ戦略「EMA+MACDトレンドフォロー」+「ロンドン時間中心取引」
想定期待値約 +5.8pips/取引(勝率55%前提)
月間利益目安(20取引×4週)約 +46万円/1ロット運用時

💡まとめ

XMでデイトレするなら
🔹「KIWAMI(極)口座」+「トレンドフォロー戦略」
🔹取引時間は ロンドン〜NY時間(16時〜翌1時)
が最も高い利益率を実現します。

スイングトレードで、XMのどの口座が最も利益率が高いか

最後に「スイングトレード(数日〜数週間ポジションを保有)」で、
XMのどの口座が最も利益率が高いか を、具体的な数値でシミュレーションしていきましょう。


🧮 前提条件(スイングトレード想定)

項目内容
通貨ペアEUR/USD(トレンドが出やすくスワップも安定)
取引ロット1ロット(=10万通貨)
平均保有期間3〜5日
利確幅100pips
損切幅50pips
勝率50%(中期トレーダー平均)
取引回数10回/月
1pipsの価値約1,000円

📊 ① 各口座のコスト構造(スイング時)

口座タイプ平均スプレッド手数料実質コスト(往復)
Standard1.6pipsなし約1.6pips(1,600円)
Zero0.1pips往復10USD(約1.0pips)約1.1pips(1,100円)
KIWAMI(極)0.7pipsなし約0.7pips(700円)

スイングは「1回あたりの値幅が大きい」ため、
スプレッドの影響は比較的小さくなります。


💰 ② 1回あたりの期待値シミュレーション

期待値=勝率×利確幅−負け率×損切幅−コスト期待値 = 勝率×利確幅 – 負け率×損切幅 – コスト期待値=勝率×利確幅−負け率×損切幅−コスト


● Standard口座

  • 勝ち:100pips × 0.5 = +50pips
  • 負け:50pips × 0.5 = -25pips
  • コスト:-1.6pips
  • 期待値:50 – 25 – 1.6 = +23.4pips/回

→ 1回あたり +23,400円


● Zero口座

  • コスト:1.1pips
  • 期待値:50 – 25 – 1.1 = +23.9pips/回

→ 1回あたり +23,900円


● KIWAMI(極)口座

  • コスト:0.7pips
  • 期待値:50 – 25 – 0.7 = +24.3pips/回

→ 1回あたり +24,300円


📈 ③ 月間(10取引)の利益シミュレーション

口座タイプ期待値(pips)月間利益(10回)年間換算(120回)
Standard+23.4約 +23.4万円約 +280万円
Zero+23.9約 +23.9万円約 +287万円
KIWAMI(極)+24.3約 +24.3万円約 +292万円

📊 差は小さいが、KIWAMI口座が依然として最も利益効率が高い。


⚔️ ④ スイングトレードにおける戦略別最適口座

戦略名概要最適口座理由
トレンドフォロー型(MA・ADX)日足・4H足のトレンドに沿って順張りKIWAMIスプレッド影響最小・シンプル構造
ブレイクスイング型高値・安値の抜けを狙うZero約定スピード重視(短期仕掛け)
押し目買い/戻り売りサポレジ反発で中期エントリーStandard / KIWAMIスプレッド影響が少ないため安定
クロス円スイング(長期)金利差狙い・スワップ重視Standardスワップポイント有利(ボーナス付)

⏰ ⑤ スイング戦略の時間軸別おすすめ

時間軸戦略おすすめ口座
4時間足〜日足トレンドフォローKIWAMI
日足〜週足長期保有・金利狙いStandard
1時間足〜4時間足ブレイクエントリーZero / KIWAMI

💹 ⑥ 期待値比較グラフ(1取引あたり)

Standard  | ██████████████████████  +23.4pips
Zero       | ███████████████████████ +23.9pips
KIWAMI     | ████████████████████████ +24.3pips

(KIWAMIがわずかにリード)


🏁 結論:XMのスイングトレード最適解

項目内容
最適口座KIWAMI(極)口座
理由手数料なしでスプレッドが最も狭く、長期保有でもコストが最小。
おすすめ戦略「日足トレンドフォロー+押し目買い/戻り売り」
期待値約 +24.3pips/取引
月間利益(10回×1ロット)約 +24万円前後
年間利益(120取引)約 +290万円前後(損益率 +24%想定)

💡まとめ

XMのスイングトレードでは
🔹「KIWAMI口座」が最も安定かつ効率的。
🔹長期保有時はスプレッドの影響が小さいため、コストの少ない口座が最強
🔹戦略は「日足EMA+押し目買い」で、ロンドン時間の方向確認が鍵。


🏁 XMTrading のスプレッド戦略まとめ

戦略名対応口座ポイント
ロンドン時間デイトレKIWAMI / Standardスプレッドが最も狭い時間を狙う
スキャルピングZero / KIWAMIコスト最小で短期回転
スイングStandardスプレッド影響を無視
指標トレードZero拡大→収束を狙う
口座使い分け全口座状況に応じて最適化
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