目次
🔹 Exness ゼロ口座とは?
ゼロ口座は、取引コストを極限まで抑えたECNタイプの口座で、
プロトレーダーやスキャルピング・アルゴ取引をする人向けの仕様になっています。
✅ ゼロ口座の特徴
- スプレッドがほぼゼロ
- 主要通貨ペアでは平均スプレッドが 0.0pips に近い水準。
- その代わり 取引ごとに手数料が発生。
- 取引手数料あり
- 片道 $3.5(往復 $7)/1ロットが基本。
- 取引量が多い人ほど透明で分かりやすいコスト構造。
- 取引環境
- レバレッジ:最大無制限(条件を満たせば)
- 最小注文サイズ:0.01ロット
- 最大注文サイズ:無制限
- 約定速度:0.01秒〜(超高速約定サーバー)
- 対象プラットフォーム
- MT4、MT5 両方に対応。
- 対象銘柄
- FX通貨ペア
- 貴金属(ゴールドなど)
- 株価指数
- エネルギー(原油など)
- 仮想通貨
👉 幅広い商品が利用可能。
⚖️ ゼロ口座のメリット
- スプレッドが極小 → スキャルピング・デイトレに有利
- 透明なコスト体系(スプレッド変動による不安が少ない)
- 大口取引やEA(自動売買)との相性が良い
⚠️ ゼロ口座の注意点
- 手数料が発生するため、小ロット取引ばかりだと割高に感じることがある
- マイクロ口座やスタンダード口座よりも 上級者向け
- 経済指標発表時はスプレッドが拡大することもある
- 最小入金額は $200(口座種類によって変動あり)
🔹 Exnessの「ゼロ口座」と「ロースプレッド口座」比較、口座仕様の違い
項目 | ゼロ口座 | ロースプレッド口座 |
---|---|---|
スプレッド | 主要通貨で 0.0pips~ | 平均 0.1~0.3pips |
手数料 | $3.5/片道1ロット(往復$7) | $1.75/片道1ロット(往復$3.5) |
最小入金 | $200 | $200 |
対象 | プロ・大口取引向け | コスト最安狙い向け |
🔹 コスト計算シミュレーション(USD/JPY 1ロット)
1ロット=10万通貨、USDJPYの1pips ≒ $10 と仮定。
✅ ゼロ口座
- スプレッド:0.0pips(= $0)
- 手数料:$7(往復)
- 合計コスト:$7
✅ ロースプレッド口座(平均0.2pips)
- スプレッド:0.2pips × $10 = $2
- 手数料:$3.5(往復)
- 合計コスト:$5.5
👉 同じ1ロットならロースプレッド口座の方が安い!
🔹 ロット数別シミュレーション
ロット数 | ゼロ口座 | ロースプレッド口座(平均0.2pips) | 有利な口座 |
---|---|---|---|
0.1ロット | $0.7 | $0.55 | ロースプレッド |
1ロット | $7 | $5.5 | ロースプレッド |
5ロット | $35 | $27.5 | ロースプレッド |
10ロット | $70 | $55 | ロースプレッド |
※スプレッドが広がらない通常時を前提
🔹 指標発表時にスプレッドが拡大するケースを想定して、Exnessの「ゼロ口座」と「ロースプレッド口座」を比較、前提条件
- 通貨ペア:USD/JPY
- 取引サイズ:1ロット(10万通貨、1pips=約$10)
- 手数料は公式仕様に基づく
- ゼロ口座:往復$7
- ロースプレッド口座:往復$3.5
🔹 シナリオ別シミュレーション
📌 シナリオ①:通常相場(スプレッド0.2pips)
- ゼロ口座:0pips + $7 = $7
- ロースプレッド口座:0.2pips($2) + $3.5 = $5.5
👉 ロースプレッドが有利
📌 シナリオ②:指標発表でスプレッドが1.5pipsに拡大
- ゼロ口座:0pips + $7 = $7
- ロースプレッド口座:1.5pips($15) + $3.5 = $18.5
👉 ゼロ口座が圧倒的に有利
📌 シナリオ③:指標発表でスプレッドが3.0pipsに拡大
- ゼロ口座:0pips + $7 = $7
- ロースプレッド口座:3.0pips($30) + $3.5 = $33.5
👉 ゼロ口座が超有利
🔹 まとめ(指標時の有利不利)
- 通常時(スプレッドが狭い) → ロースプレッド口座が有利
- 指標発表などでスプレッドが大きく広がる場面 → ゼロ口座が圧倒的に有利
- スキャルピングで指標直前を狙うならゼロ口座、日常の安定トレードならロースプレッド口座
✅ つまり、
- 普段の取引は ロースプレッド口座でコスト最小化
- 指標トレードや短期ヘッジには ゼロ口座をサブで使う
👉 この「使い分け戦略」が一番合理的ですね。
🔹 「ゼロ口座」と「ロースプレッド口座」比較まとめ
- 通常の相場では → ロースプレッド口座の方がコスト安
- **極端にスプレッドが広がる相場(指標発表時など)**では → ゼロ口座のほうが安定
- 大ロットを頻繁に回すスキャルパー → ゼロ口座も選択肢
- 総合的にはロースプレッド口座が最安のケースが多い
🎯 総合まとめ
- ゼロ口座は「プロ向けの低スプレッド・手数料型」口座
- スキャルピング・デイトレ・アルゴ取引に最適
- 小ロットよりも 大ロット・高頻度取引で真価を発揮
- 初心者にはやや不向き、コスト感を理解してから利用すべき