💰 AXIORY(アキシオリー)の手数料まとめ
ここでは、AXIORY(アキシオリー)の手数料まとめをできるだけわかりやすく解説させて頂きたいと思います。
1. 取引関連の手数料
✅ スプレッド
- スタンダード口座:スプレッド込み(取引手数料なし)
- EUR/USD 平均 1.2pips 前後
- USD/JPY 平均 1.3pips 前後
- ナノ口座(Rawスプレッド):超狭いスプレッド + 取引手数料あり
- EUR/USD 最小 0.0pips(平均 0.3pips 程度)
- USD/JPY 最小 0.1pips(平均 0.4pips 程度)
👉 取引スタイルによって「手数料込み広めスプレッド」か「狭スプレッド+手数料」を選択可能。
✅ 取引手数料
- ナノ口座 の場合のみ発生
- 往復 6ドル / 1ロット(100,000通貨)
- 片道 3ドル / ロット
- スタンダード口座・MAX口座は取引手数料なし
2. 入出金手数料
入金
- AXIORY 側は基本 無料
- 銀行・クレジットカード・国内送金・オンラインウォレット(bitwallet, STICPAY など)に対応
- ただし送金元の銀行や決済サービス側で手数料が発生する場合あり
出金
- AXIORY 側は基本 無料
- ただし出金先サービス(国内銀行、bitwallet など)によっては手数料がかかることがある
- 銀行送金の場合は 中継銀行手数料 が差し引かれるケースあり
3. スワップポイント(オーバーナイト金利)
- ポジションを翌日に持ち越すと スワップポイント(金利調整分) が発生
- 通貨ペアの金利差・取引方向によって「受け取り」または「支払い」になる
- 金曜日 → 月曜日分を含むため 3倍スワップ が発生
👉 スワップは口座タイプや取引銘柄ごとに異なり、AXIORYの公式ページやMT4/MT5の「仕様」から確認可能。
4. その他のコスト
- 口座維持手数料:なし
- 休眠口座手数料:あり
- 口座残高があり、かつ 3か月以上取引や入出金がない場合 → 月額 10ドル が差し引かれる
- 残高がゼロなら発生しない
💹 AXIORY 口座タイプ別コスト比較(USD/JPY・1lot)
| 項目 | スタンダード口座 | ナノ口座 |
|---|---|---|
| 平均スプレッド | 約 1.4 pips | 約 0.4 pips |
| 取引手数料 | なし | 往復 6ドル(片道 3ドル) |
| スプレッド換算コスト | 1.4 pips × 1,000円 ≒ 1,400円 | 0.4 pips × 1,000円 ≒ 400円 |
| 手数料換算コスト | 0円 | 約 900円(1ドル=150円換算) |
| 合計コスト(往復) | 約 1,400円 | 約 1,300円 |
※1pip=0.01円、1lot=10万通貨、USD/JPY=150円で換算した例
※実際のスプレッドは相場状況で変動します
✅ ポイント解説
- スタンダード口座は「手数料なし」だがスプレッドが広いため、総コストは固定的に高め
- ナノ口座は「手数料あり」だがスプレッドが狭いため、総コストは状況によって有利になりやすい
- スキャルピングや短期売買ではナノ口座が向いている
- 長期トレードで取引回数が少ないならスタンダード口座のほうがシンプル
📊 AXIORY 口座タイプのおすすめ比較
| トレードスタイル | おすすめ口座 | 理由 | コスト感(USD/JPY・1lot往復) |
|---|---|---|---|
| 短期トレーダー(スキャルピング・デイトレード) | ナノ口座 | – スプレッドが極狭(0.0~0.4pips程度) – 約定力が高く、スキャルピングに最適 – EAや高速売買に有利 | 約1,300円(スプレッド+手数料) |
| 長期トレーダー(スイング・ポジショントレード) | スタンダード口座 | – 手数料なしでシンプル – スプレッド込みなので計算が簡単 – 取引回数が少ないなら手数料を気にしなくてよい | 約1,400円(スプレッドのみ) |
✅ 解説
- 短期売買中心なら「ナノ口座」
→ 取引回数が多いので、スプレッドが狭いほうが有利。 - 長期保有中心なら「スタンダード口座」
→ 手数料なしで管理がシンプル。ポジション数が少ないなら多少のスプレッドは気にならない。
🎯 手数料を利用または攻略する戦略3つ
以下の戦略は、AXIORY の手数料構造を前提に、“手数料を考慮した設計”を取り入れたものです。
戦略 1:高頻度戦略では “手数料込みブレークスルー幅” を設定
概要:
Nano/Tera 口座など手数料がかかる口座でスキャルピングやデイトレをするなら、手数料込みで“最低利益幅(ブレークスルー幅)”を明確に設定する戦略。
具体案:
- 1 ロットあたり往復手数料 $6(例) → 実質コストに換算(通貨ペアや口座通貨にもよるが、おおよそ 0.6 pips 前後相当など)
- そのコストをカバーできる方向性・動きがあるポイントのみエントリー
→ 例えば、手数料込みで +3 pips は必要、よって “2 pips 利益目標” の戦略は手数料負けになりうる - ブレイクやモメンタムを使って “手数料をカバーできるだけの波” を捉える
- 取引回数を多くしすぎないよう制限し、手数料支払い回数を最適化
メリット:
- コスト負けを防ぎつつ、安定収益を目指せる
- 手数料を見込んだ上での戦略設計になるので勝率が実践的になる
注意点:
- 動きが小さい時間帯では「手数料を超える波」が出にくくなる
- スリッページも含めてコストを見積もっておくこと
戦略 2:スワップ+逆方向ポジション戦略(ヘッジを併用)
概要:
取引手数料を犠牲にしつつ、スワップ(金利差収益)を得ることを目的に、ヘッジ両建てを組み合せる戦略。手数料を支払っても長期でのスワップ収益で回収を狙う。
具体案:
- 金利の高い通貨を買い方向に持ち、スワップ収益を得る
- ただし、価格が逆方向に動くリスクを抑えるために反対方向の小さいポジションを持つ(ヘッジ)
- スプレッド+手数料コストを“スワップ収益期待”と比較して、損益分岐を設計
- 両建て中は、スワップ収益が累積できるようなるべく長く保有
適用例:
- 高金利通貨/低金利通貨の組み合わせ(例:高金利通貨買い)
- トレンドを追いつつ、リスク制御のために逆方向ポジションを併設
注意点:
- 手数料負担が重くなる可能性あり
- 両建て中は証拠金維持を慎重に
戦略 3:出金最適化戦略(出金コスト削減から逆算運用)
概要:
AXIORYでは出金額が 20,000 円未満だと出金手数料(たとえば 1,000 円)が発生する制約があります。
この手数料構造を逆手に取って、「出金タイミング・額計画を最適化する戦略」。
具体案:
- 利益を定期的に“20,000 円またはそれ以上”単位でまとめて出金するよう運用
- 小分け出金を避け、出金手数料を削減
- 途中資金を引き出す必要があるなら、手数料負担を織り込んだトレード損益目標を設定
- 出金予定を前もって計画して、利益確定タイミングも “手数料無料ライン” に合わせて調整
メリット:
- 出金コストを抑えられる
- 資金の流動性を確保しつつ、コスト無駄を削減できる
注意点:
- トレードのタイミングと出金スケジュールをズラさないよう管理が必要
- 突発的な資金需要には対応しづらくなる可能性あり
❓ AXIORY 手数料 Q&A
Q1. 取引手数料はかかりますか?
👉 口座タイプによって異なります。
- スタンダード口座:手数料なし(スプレッドのみ)
- ナノ口座:手数料あり(往復 6ドル/1lot)+スプレッド超狭
- MAX口座:手数料なし(スプレッド込み)
Q2. スプレッドはどのくらいですか?
👉 相場状況により変動しますが、目安は以下です。
- スタンダード口座:USD/JPY 平均 1.3~1.4pips
- ナノ口座:USD/JPY 平均 0.3~0.4pips(+手数料)
Q3. 入金・出金に手数料はかかりますか?
👉 AXIORY側は 基本無料 です。
ただし、利用する銀行や決済サービス(bitwallet、STICPAYなど)で手数料がかかる場合があります。
特に銀行送金では「中継銀行手数料」が発生することがあります。
Q4. スワップポイント(オーバーナイト金利)は?
👉 ポジションを翌日に持ち越すと スワップポイント が発生します。
- 通貨ペアの金利差により「プラス」または「マイナス」
- 金曜日は週末分を含むため「3倍スワップ」が発生
Q5. 口座維持手数料はかかりますか?
👉 かかりません。
ただし、3か月以上取引や入出金がない場合は 休眠口座手数料(月10ドル) が発生します。
Q6. 手数料面で初心者におすすめの口座は?
👉
- 初心者・長期トレード → スタンダード口座(手数料なし・計算が簡単)
- 短期・スキャルピング → ナノ口座(スプレッド極狭・取引回数が多い人向け)
✅ まとめ
- スタンダード口座:スプレッド広め・手数料なし → 初心者向け
- ナノ口座:スプレッド極狭・手数料あり(6ドル/lot) → スキャルピングやEA向け
- 入出金:AXIORY側は基本無料、ただし利用サービスによって外部手数料あり
- スワップポイント:保有ポジションによって日々発生
- 休眠手数料:3か月以上取引なし → 月10ドル
- AXIORYは「取引手数料・スプレッド・スワップ・入出金・休眠手数料」の5種類が主なコスト。
- 初心者なら スタンダード口座 がシンプルでわかりやすく、経験者やスキャルパーは ナノ口座 を選ぶとコストを抑えられます。








