Tradeview(トレードビュー)の口座別タイプ

Tradeview(トレードビュー)の口座タイプについて、2025年時点でご提供されている主な種類とその特徴をまとめました。初心者の方から上級者の方まで、ご自身の取引スタイルに合わせて選びやすいよう、比較表も交えてご案内しますね。


目次

Tradeviewの主な口座タイプ(リアル口座)

Tradeviewには、以下のようにFX取引向けの口座タイプが用意されています:

  • Xレバレッジ口座(スタンダード口座)
  • ILC口座(Innovative Liquidity Connector/ECN口座)
  • cTrader口座
  • CURRENEX(Viking)口座

加えて、デモ口座や、株式口座など取引対象を異にする口座もありますが、ここではFX取引向けの4タイプを中心にご紹介します。


各口座タイプの特徴比較

口座タイププラットフォーム注文方式・方式レバレッジ初回入金額スプレッド取引手数料最小ロット向いているユーザー
XレバレッジMT4/MT5STP(DMA含む)最大500倍約1 万円(100ドル程度)比較的広い無料0.01ロット初心者、少額資金、高レバレッジ重視
ILC口座MT4/MT5ECN方式最大200倍約10万円(1,000ドル程度)狭い片道$2.5/lot(往復$5)0.1ロットスキャルピング、多頻度取引、自動売買
cTrader口座cTraderECN方式最大400倍約10万円狭い片道$2.5/lot0.01ロット裁量トレード、スキャルピング向け
CURRENEX(Viking)CurrenexSTP方式最大400倍約10万円比較的広い片道$3/lot0.1ロットプロ・機関トレーダー向け(個人には非推奨)

どの口座タイプを選ぶべきか?

初心者・少額スタートに最適

Xレバレッジ口座は初回入金額が安く、最大500倍の高レバレッジが魅力。取引手数料も無料で、MT4/MT5が使えるため、自動売買にも対応しやすい設計です。

コスト重視・スキャルピングや自動売買の方へ

ILC口座はスプレッドが狭いためトータルコストが低く、頻繁な取引・デイトレ・EAなどを利用するトレーダーに最適です。

裁量トレードにこだわりたい方へ

cTrader口座はプラットフォームの操作性が高く、視覚的にも分かりやすい設計。高約定率が期待できるため、裁量トレーダー・スキャルピングに向いています。

プロ仕様の環境を求める方向け(あえて選ぶ必要はない)

CURRENEX(Viking)口座はプロ・機関トレーダー向け。取引条件がやや割高で、個人にはあまりメリットが少ない点に注意です。


★ スプレッドと取引手数料の比較

1. Xレバレッジ口座(XLeverage)

  • 取引手数料:不要(スプレッドのみ)
  • 具体的な平均スプレッド(実測値)
    • USD/JPY:約2.15 pips
    • EUR/USD:約1.84 pips
    • GBP/USD:約2.31 pips など
  • 特徴:スプレッドは広めですが、手数料がないため、少額取引やレバレッジを重視する初心者や資金の少ない方に向いています。

2. ILC口座(Innovative Liquidity Connector/ECN)

  • スプレッド+手数料込みの実質コスト:
    • USD/JPY:約0.85 pips(スプレッド0.35 pips + 手数料換算0.5 pips)
    • EUR/USD:約0.64 pips(スプレッド0.14 pips + 手数料0.5 pips)
    • GBP/USD:約1.00 pips など
  • 取引手数料:1ロットあたり往復5ドル(片道2.5ドル)
  • 特徴:スプレッドは非常に狭く、取引回数が多い方—特にスキャルピングや自動売買(EA)などを行う中〜上級者に最適です

3. cTrader口座

  • スプレッドはILC口座と同様に非常に狭く、かつ取引手数料も同程度(往復5ドル)
  • プラットフォームの特性(高約定力・操作性の良さ)から、特に裁量スキャルピングに強い選択肢

4. (参考)Currenex口座

  • ILC口座と似たスペック(スプレッド狭い、手数料あり、ECN方式、200倍レバレッジなど)
  • 主にプロ・機関トレーダー向け。個人利用はあまり一般的ではなし

おすすめの取引スタイルと口座タイプ

口座タイプおすすめ取引スタイル
Xレバレッジ少額資金/高レバレッジ重視・初期コストを抑えたい初心者向け
ILC口座コスト重視・スキャルピング・自動売買(EA)向けの中〜上級者向け
cTrader口座高約定・操作性重視の裁量スキャルピング愛好者向け
Currenex口座プロ仕様環境希望者向け(個人には過剰に感じられる場合も)
  • Xレバレッジ口座は、手数料がゼロでエントリーしやすく、レバレッジ最大500倍と取引しやすい反面、スプレッドは広め。中長期トレードやスイングトレードに適しています 。
  • ILC口座は、スプレッドが非常に狭く短期売買コストを抑えたい方に最適。デイトレや自動売買で回転率が高い方におすすめです 。
  • cTrader口座はILCと同コストですが、プラットフォームの性能が高く、裁量スキャルピングや視覚的な操作性を重視する方に向いています 。

よくあるQ&A(口座タイプ関連)

1. Tradeviewが提供するFX向け口座の種類は?

TradeviewではFX取引用に以下の6種類(FX専用)が提供されています:

  • MT4/MT5 スタンダード(X Leverage)口座
  • MT4/MT5 ILC(Innovative Liquidity Connector)口座
  • cTrader口座
  • Currenex(Viking)口座

2. 各口座タイプの特徴は?

  • X Leverage口座(スタンダード)
    • レバレッジ最大500倍
    • 取引手数料:なし
    • スプレッドはやや広め
    • 初回最低入金:約1万円(100ドル)
  • ILC口座(ECN方式)
    • 最大レバレッジ200倍
    • 取引手数料:片道2.5ドル/lot(往復5ドル)
    • スプレッド狭め(時には0.0pips)
    • 初回最低入金:約10万円(1,000ドル)
  • cTrader口座
    • 最大レバレッジ400倍
    • 手数料同等のECN方式
    • スプレッドは狭い
    • 初回最低入金:約10万円(1,000ドル)
  • Currenex(Viking)口座
    • プロ/機関トレーダー向けの仕様
    • 最大レバレッジ400倍
    • スプレッドは狭め、手数料あり(片道3ドル/lot)
    • 初回最低入金:約10万円(1,000ドル)

3. スプレッドや取引コストはどう違う?

  • X Leverage:スプレッドに手数料込みで比較的広め
  • ILC / cTrader / Currenex:スプレッドが狭いが、取引手数料が別途かかる(片道2.5〜3ドル/lot)

4. 最小・最大取引数量は?

すべての主要口座タイプ(X Leverage、ILC、cTrader、Currenex)で以下の通りです:

  • 最小取引量:0.01ロット(マイクロロット)
  • 最大取引量:50ロット

5. レバレッジ上限は口座によってどう違う?

  • X Leverage口座:最大500倍
  • ILC口座:最大200倍
  • cTrader / Currenex口座:最大400倍

ただし、口座開設時は初期レバレッジが100倍に設定されている場合もあるため、高倍率を利用する場合はマイページから変更手続きが必要です。

また、口座残高が一定額(例:1,000万円)を超えると、すべての口座で最大レバレッジが100倍に制限されるケースがあります。


6. 口座タイプはどこで確認できる?

Tradeviewのメンバーページにログインすれば、現在開設している口座タイプの詳細が確認できます。


まとめ表:主なFX口座タイプの比較

口座タイプ最低入金額レバレッジ上限スプレッド取引手数料最小取引量初期レバレッジ特徴
X Leverage約1万円500倍広め無料0.01Lot100倍少額・高レバ重視の初心者向き
ILC約10万円200倍非常に狭い約片道$2.5/lot0.01Lot100倍コスト抑制・スキャル・EA向き
cTrader約10万円400倍非常に狭い約片道$2.5/lot0.01Lot100倍裁量・スキャル重視者向き
Currenex (Viking)約10万円400倍非常に狭い約片道$3/lot0.01Lot100倍プロ仕様・板情報などを重視する方向け

総論まとめ

  • 初心者/少額での取引を検討中・高レバレッジ利用したい方Xレバレッジ口座がコスト面でも始めやすさでも◎
  • コスト重視で高速取引や自動売買をされる方ILC口座がトータルでは最も有利
  • 裁量スキャルピングを頻繁に行う方cTrader口座が使いやすさ・約定力ともに優位
  • 機関トレーダー並みの環境を求める方Currenex口座が対応。ただし個人にはややオーバースペックかも

最後に

ご自身の取引スタイルや資金量、使いたいプラットフォームや自動売買の有無などを踏まえて、最適な口座タイプを選びましょう。初めてなら Xレバレッジ口座 が気軽に試せておすすめです。

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