ThreeTrader(スリートレーダー)の口座別タイプ

目次

1. 口座タイプの概要

Rawゼロ口座

  • スプレッド:0 pips~
  • 取引手数料:往復4 USD/ロット(約400円)
  • 最低入金額:1000 USD または 100,000 JPY 相当
  • 最大レバレッジ:最大 1,000倍
  • 最小ロットサイズ:0.01ロット(1マイクロロット)
  • 最大ロット数:1ポジションあたり最大8ロット、口座合計で最大80ロットまで
  • 取扱商品:FX、CFD、金属、インデックス、商品、暗号通貨など豊富
  • プラットフォーム:MT4/MT5 に対応(ECN方式)
  • ゼロカット採用:負けても口座残高がマイナスになることはないでしょう

Pureスプレッド口座

  • スプレッド:0.5 pips~(Rawゼロより少し広め)
  • 取引手数料:無料(スプレッドに含む)
  • 最低入金額:100 USD または 10,000 JPY 相当
  • 最大レバレッジ:最大 1,000倍
  • 最小ロットサイズ:0.01ロット
  • 最大ロット数:80ロット
  • 取扱商品・プラットフォーム:Rawゼロ口座と同様の取扱いとMT4/MT5対応

2. 主な違いまとめ

項目Rawゼロ口座Pureスプレッド口座
最低入金額約100,000 JPY(約1,000 USD)約10,000 JPY(約100 USD)
スプレッド極めて狭い(0pips~)少し広め(0.5pips~)
取引手数料往復4 USD/ロット(400円相当)無料
レバレッジ最大1,000倍最大1,000倍
対象トレーダー優れたコスト効率を求める上級者・スキャルピング向き初心者・スイングトレードなどシンプルな取引向き
リスク管理ECN方式+ゼロカットでリスクは限定的STP方式でよりシンプルな運用スタイル

3. どちらが合う?目的に応じた選び方

  • スキャルピング/大ロットトレード派:とにかく取引コストを最小化したい方に適しており、Rawゼロ口座が便利です。
  • 少額から安全に始めたい初心者・中長期派:出金・取引コストを気にせず、簡単に始めたい方にはPureスプレッド口座はおススメできます。
  • 口座タイプの変更:開設後に直接変更はできませんが、マイページから 別タイプの追加口座 を開設することは可能です。

4. 口座タイプまとめ

  • ThreeTraderには、「Rawゼロ口座」と「Pureスプレッド口座」の2タイプがあり、それぞれの特性や取引スタイルに応じて選ぶことが可能です。
  • Rawゼロ口座 は最小のスプレッドを追求するアクティブトレーダー向け。
  • Pureスプレッド口座 は手数料なしで、シンプルなスタートを望むトレーダー向け。

スプレッド実例(参考値)

◆ EUR/USD

  • Pure Spread口座:平均スプレッド 0.7pips
  • Raw Zero口座:実質的な取引コストとして 0.6pips(スプレッド0 + 手数料込み)

通貨ペア別コスト比較(他ブローカーとの比較)

XOM Tradingの情報では、主要通貨ペアの実質コストが以下の通り示されています(スプレッド+手数料込み):

通貨ペアRaw Zero口座(実質コスト)Pure Spread口座(スプレッド)
EUR/USD0.6pips0.7pips
USD/JPY1.0pips0.9pips
GBP/USD1.0pips1.1pips

スプレッド特徴まとめ

  • Raw Zero口座
    • スプレッド:0 pips~
    • 手数料:400 JPY/ロット(往復)、または約4 USD/ロット
    • 長所:最も安いトレードコストを実現(例:EUR/USD 実質0.6pips)
    • 短所:少額トレードには若干ハードルあり
  • Pure Spread口座
    • スプレッド:0.5 pips~
    • 手数料:なし(スプレッドに含む)
    • 長所:手数料不要で初心者向き。スタートが気軽。
    • 短所:Raw Zeroよりも若干コスト高(例:EUR/USD 0.7pips)

選び方のヒント

  • 低コスト重視・頻繁に取引したい方(スキャルピングなど) → Raw Zero口座がおすすめ。スプレッド0+手数料で最安コストを実現することが可能です。
  • 手数料に混乱したくない・少額から始めたい方 → Pure Spread口座が安心感があり、コスト把握も簡単です。

💡 口座別攻略法 5つ

以下は、Raw Zero/Pure Spread の違い・特性を活かすための戦術や注意点です。

1. 高頻度取引・スキャルピングには Raw Zero を主軸に

内容:
スキャルピングや超短期売買を多く行うスタイルでは、スプレッド差が利益・損失に直結しやすいため、スプレッドが極小の Raw Zero 口座を活用するのが理にかなっています。

ポイント:

  • 各トレードで得られる pips 利益が小さいため、スプレッドで利益を食われないよう極小化できることが強み。
  • 手数料(例:$4 / 1 ロット round turn)を見込んだトレード設計を事前にすること。
  • 約定速度やスリッページの影響を最小化できる戦略(ワンクリック注文、EA 自動化など)を使う。
  • ただし、少ロット取引だと手数料が相対的に重くなるため、ロットサイズ・頻度とのバランスに注意。

2. Pure Spread を使ってコスト予測を容易にして中~長期戦略に集中

内容:
Pure Spread 口座は「手数料なし+スプレッド型」なので、総コスト構造がシンプルで予測しやすいです。このため、スイングトレードや中期トレンド戦略に向いています。

ポイント:

  • スプレッドの変動幅を予めチェックし、利確・損切り設計に織り込む。
  • 日足・4時間足を中心にトレンド方向を読む戦略にすることで、スプレッド負荷が相対的に軽くなる。
  • 長期ポジションを持つ際、スプレッドの広がりや転換点でのコスト影響を意識して途中利確や調整を入れる。

3. ポートフォリオ分割運用:Raw と Pure を併用する

内容:
両口座の特性を併用することで、トレードスタイルに応じたアプローチを使い分け、リスク分散・コスト最適化を図る戦略。

作戦例:

  • 超短期トレードやスキャルピングは Raw Zero 口座で行う
  • 中期トレンド系・スイング系は Pure Spread 口座で行う
  • 資金配分を決め、それぞれの口座資金に見合ったリスク管理を行う
  • それぞれの口座で取引ジャーナルを分けて、どちらの口座が自分に向いているかを検証

メリット:

  • それぞれの口座の得意分野を使える
  • 一方の口座で致命的なドローダウンを受けた場合でも、もう片方で補える可能性がある

4. 手数料とスプレッドの損益分岐点を把握してエントリ基準を最適化

内容:
Raw Zero 口座は手数料があるため、ある程度の pips 利益を確保できる見込みがないと逆にコスト負けになります。そこを意識したトレード計画を作ることが攻略の鍵です。

具体戦略:

  • 取引する通貨ペアごとに「スプレッド + 手数料」をコストとみなし、それを上回る見込みのある値幅をターゲットに設定する
  • 小さすぎるブレイクやノイズ動きにはエントリーしないようフィルター(例:ATR フィルター、閾値以上のブレイクなど)を設ける
  • “最低利益目標(例:手数料の 2~3 倍)を確保できる局面のみトレード” というルールを事前設計
  • コストが大きくなる時間帯(流動性の低い時間、夜間、スプレッドが広がる時間)には取引を控える

5. 口座切り替え・資金移動戦略とリスク管理

内容:
ThreeTrader では、取引口座タイプを変更したり、複数アカウントを持つことが可能です。これをうまく使って、相場環境や資金状況に応じた最適化を図ることができます。

応用例:

  • 相場状況が激変しスプレッドが不安定な時期には、安定性重視の Pure Spread に資金を振る
  • 流動性の高い時間帯・通貨ペアに資金を移して Raw Zero を使う
  • アカウント変更や追加アカウントの開設を使って、異なる設定を試し、どれが最適か検証
  • 資金を移す際や証拠金移動時に、どのような資金比率を保つかルール化しておく
  • ポジションを持つ口座タイプを変更する際のリスク(スプレッド変動、コスト構造の違いなど)を事前にシミュレーションしておく

🎯 ThreeTrader「スキャル派」攻略法5選(Raw Zero口座中心)

ここでは、スキャル派専用のThreeTrader攻略法5選 を詳しく解説します👇


🧩 1. 【Raw Zero口座×高流動性時間帯】でスプレッド最小を狙う

ポイント:

  • スキャルピングでは スプレッド=利益率を削る最大の敵
  • Raw Zeroは「0.0pips~」の極狭スプレッド+手数料固定型。
  • よって、流動性が高い時間帯(ロンドン・NY重複時間) に絞ってエントリーするのが最強の組み合わせ。

戦略:

  • 狙う時間:
     🇪🇺 ロンドン開始(日本時間16:00~19:00)
     🇺🇸 NYオープン(日本時間21:00~24:00)
  • 狙うペア:EUR/USD、GBP/USD、USD/JPY(スプレッドが安定)
  • 指標前後はスプレッドが広がるため“静寂の瞬間”を狙う

🧠実践Tip:
スプレッド監視ツール(MT4/MT5用)を入れて、スプレッドが一定以下(例:0.3pips)でのみエントリー可能にする設定を組むのもおすすめ。


⚙️ 2. 【手数料を含めた“コスト逆算”戦略】

理由:
Raw Zero口座はスプレッドが狭い代わりに、1ロットあたり約$4の手数料(往復)が発生。
このため、「どれだけ動けばプラスになるか?」を明確にしておくことが重要。

例:

  • EUR/USDの1ロット取引
     → 手数料:$4(=約0.4pips相当)
     → スプレッド:0.1~0.2pips
     ⇒ 合計実質コスト ≈ 0.5~0.6pips

利益が1pipsを超える確度がないと負けやすい。

対策:

  • スキャルでも「2~3pips以上の確実な動き」があるポイントだけに絞る
  • ボラティリティ指標(ATR、BB幅など)で“最小期待値”を数値化

📈 3. 【5秒~1分足での順張り小波乗り戦略】

内容:
短時間でのトレンドに乗り、細かい利確を積み重ねるタイプ。
「ブレイク確認 → 数pipsだけ取る → 即撤退」の高速戦略です。

手順:

  1. 1分足チャートに 5EMA / 20EMA を表示
  2. 5EMAが20EMAをクロスしたら方向判定
  3. 直近高値・安値をブレイクしたタイミングでエントリー
  4. 利確:+3〜5pips、損切り:-2〜3pips(リスクリワード1:1以上)

補強インジケーター:

  • ボリンジャーバンド(勢い判断)
  • MACDヒストグラム(モメンタム確認)
  • 成行注文+ワンクリック決済で反応速度UP

MT4設定Tip:
「ワンクリック取引」+「テンキーショートカット」設定を使うと、
秒単位での注文ができるため勝率が上がります。


🧠 4. 【EA(自動売買)+手動監視のハイブリッド運用】

目的:
スキャルは「集中力・反射速度」が必要ですが、
EAに任せて感情を排除し、手動で方向性だけ見極めるのが効率的。

戦略:

  • EAにエントリー&決済ロジックを設定(移動平均クロス・RSI反転など)
  • ただし、トレンド方向やニュース前後などの判断は人間が行う
  • 手動と自動を切り替える“半自動”が理想的

ThreeTrader × MT4/MT5の強み:

  • 約定速度が速く、スキャル系EAとの相性が良い
  • VPS(仮想サーバー)を併用すれば、24時間監視も可能

💵 5. 【ボーナス・キャッシュバックを“リスク緩和資金”として利用】

内容:
ThreeTraderはキャンペーンやキャッシュバック制度を実施することがあり、
デモ・ライブ間での移行時にも使えることがあります。
(※実施内容は公式サイトで都度確認要)

攻略法:

  • 初期ボーナスや取引キャッシュバックを「ナンピン救済」または「試験戦略」に活用
  • たとえば、ボーナス分だけ別の通貨ペアでスキャル戦略をテスト
  • 本資金には手を付けず、ボーナス枠を“リスクバッファー”として運用

注意点:

  • ボーナスは「出金条件」や「取引ロット要件」がある場合が多い
  • 条件を満たせる取引頻度・ロット設定を計画的に組むこと

🔍 総括:スキャル派に最適なThreeTrader活用構成

項目推奨設定
口座タイプRaw Zero口座
時間軸1分足/5分足中心
通貨ペアEUR/USD・USD/JPY・GBP/USD
時間帯ロンドン/NY重複時間(16:00〜24:00 JST)
平均目標利確 +3〜5pips / 損切 -2〜3pips
特殊設定ワンクリック取引+スプレッド監視ツール+VPS稼働
管理ルール1回の損失=資金の1%以内に制限

🎯 ThreeTrader「スイング派」攻略法5選(Pure Spread口座中心)

ここでは、スイングトレードに特化したThreeTrader攻略法5選 を、
実践型・リスク管理型の観点で解説します👇


💼 1. 【Pure Spread口座 × トレンドフォロー】でコストを最小化

ポイント:
スイングはポジションを数日〜数週間保有するため、
スプレッドよりも「コストの見通しのわかりやすさ」が重要。

Pure Spread口座 は手数料なし・スプレッド固定型なので、
中長期ポジションを安心して保有できる構造になっています。

戦略:

  • 時間軸:4時間足〜日足
  • 使用インジケーター:20EMA・50EMA・200SMA
  • エントリー:移動平均の並びが順方向になったタイミング(ゴールデンクロス/デッドクロス)
  • 利確:主要レジスタンス or トレンドライン上限
  • 損切:直近のスイング高値/安値

🧠 実践Tip:

  • トレンド転換サインを「週足」で確認 → 日足でタイミングを取る
  • 方向が合えば1〜2週間の保有も想定してOK

📊 2. 【レバレッジ×リスク比率の最適化】で安定運用

理由:
ThreeTraderは最大500倍のレバレッジが利用可能(口座タイプ・地域による)。
ただし、スイングでは「耐える力」が最重要なので、過剰レバレッジは厳禁。

おすすめ設定:

  • 1トレードあたりのリスク:資金の1〜2%以内
  • 最大同時ポジション数:2〜3まで
  • ストップロス距離:ATR(14) × 1.5倍を目安に
  • 取引サイズは「余力50%以上」を常に確保

🧮 計算例:
口座資金 $10,000
→ 1トレード最大損失:$200(=2%)
→ ストップロス幅が50pipsなら、ロットサイズは0.4lotまでが目安


📈 3. 【トレンドライン+水平線ブレイク戦略】

内容:
スイングトレードでは「明確な価格ブレイク」を狙うのが基本。
トレンドラインと水平線を併用することで、確度の高いエントリーを取れます。

手順:

  1. 日足で主要な高値・安値を水平線で結ぶ
  2. トレンドラインを引き、価格が三角持ち合いを形成しているか確認
  3. ブレイクした方向にエントリー(出来高・ボラティリティを確認)
  4. 利確はレンジ幅と同等距離/フィボナッチ拡張1.272など

ポイント:

  • 偽ブレイクを避けるため、確定足(クローズ)でブレイクを確認
  • 4時間足でリテスト(戻し)を確認して再エントリーも可

🪙 4. 【ファンダメンタル×テクニカルの融合戦略】

内容:
スイングトレードでは、短期的なノイズよりも中期テーマ(金融政策・経済指標)を重視。
特に為替では「金利差」「中央銀行の方向性」を意識するのが王道です。

手順:

  1. 経済カレンダーで主要指標・政策会合を確認(例:FOMC、ECB会合)
  2. 発表前にチャート形状(押し・戻り)を確認
  3. 発表後、ファンダメンタルの方向性に沿ってテクニカルでエントリー
     例:ドル高トレンド再開 → USD/JPY買い
  4. 利確は発表から1〜2週間後を目処に(材料が織り込まれた頃)

おすすめペア:

  • USD/JPY(米金利テーマに敏感)
  • EUR/USD(ECB発言に反応)
  • XAU/USD(金・ドル逆相関を狙う)

🧠 5. 【複数時間軸分析×週次トレード計画】

内容:
スイングでは“方向性の確認 → タイミング取り”が鍵。
MT4/MT5の「マルチタイムフレーム分析」で整合性を取るのが効果的。

実践方法:

  • 週足:長期トレンドの流れを確認(大きな方向感)
  • 日足:スイングの方向(押し目・戻り)を探す
  • 4時間足:エントリーポイント特定

週次計画例(月曜朝に実施):

  1. 主要通貨ペアの週足・日足をざっと確認
  2. トレンド方向を3分類(上昇/下降/レンジ)
  3. 有望ペアを3つ選び、アラート設定
  4. 月曜・木曜に再チェックし、トレード更新

🧩 ツール補足:
ThreeTraderのMT5では「マルチチャート分割表示」機能が便利。
同一ペアを異なる時間軸で並べてトレンド整合を瞬時に判断できます。


📋 スイング派のThreeTrader設定まとめ表

項目推奨設定
口座タイプPure Spread口座(手数料なし)
時間軸4時間足〜日足
主なペアUSD/JPY・EUR/USD・GBP/USD・XAU/USD
平均保有期間2日〜2週間
損益目標利確:+100〜300pips / 損切:-50〜100pips
リスク資金の1〜2%/トレード
分析手法トレンドライン+移動平均+ファンダ要素
おすすめ時間帯日中・欧州オープン前後(相場分析しやすい時間)

🏦 ThreeTrader「長期派」攻略法5選(数週間〜数ヶ月ホールド型)

あなたが 長期派(ポジション・トレード志向) なら、
ThreeTrader(スリートレーダー)では、
Pure Spread口座 または Raw Zero口座+低頻度運用
のどちらかを選ぶのが効果的です。

ここでは、長期トレーダー向けThreeTrader攻略法5選 を、
実際の取引スタイル・リスク管理・金利差運用などを踏まえて解説します👇


🧭 1. 【Pure Spread口座×長期トレンドフォロー戦略】

理由:
長期トレードでは取引頻度が低いため、
「手数料よりスプレッドの安定性・シンプルさ」が重要。
Pure Spread口座は手数料がなく、スプレッド内に全コストが含まれているため、
ポジション保有コストの計算がしやすくなります。

戦略例:長期トレンド追随型

  • 時間軸:日足〜週足
  • 指標:50SMA / 200SMA
  • 条件:50SMAが200SMAを上抜け → 買い方向で長期保持
  • エントリー:週足で押し目/戻りを確認して追加ポジション
  • 利確目標:数百pips〜1000pips以上
  • 損切り:200SMA割れ or 主要サポート割れ

🧩Tip:
月に1〜2回のトレードで十分。焦らず「トレンド持続」を狙うのが基本。


💰 2. 【スワップ(金利差)を味方にしたキャリートレード】

内容:
長期保有では「スワップポイント(=金利差収益)」を狙うのが有効。
ThreeTraderは主要通貨のスワップが比較的透明で、
正方向スワップを得るペアを長期保有 する戦略が成立します。

代表的なスワップ向き通貨ペア(2025年時点の傾向)

通貨ペア一般的傾向長期戦略例
USD/JPY米金利高 → 買いでスワッププラス長期的にドル買いポジション保有
AUD/JPY豪州高金利 → 買いスワップ大豪ドル買いで中長期保有
NZD/JPYNZ高金利通貨 → スワップ狙い向きドル円・豪ドル円と分散運用

戦略:

  • 日足 or 週足でトレンド方向を確認
  • 買い方向にスワップがプラスの通貨を選定
  • 大きな下落トレンドが来るまではホールド(スワップ収益が積み上がる)
  • レバレッジは低め(5〜10倍以下)で安全に

🧮補足:

  • スワップ累積は長期で大きな利益源
  • 逆方向(スワップマイナス)のポジションは避ける

🕰️ 3. 【週足+月足の“マクロ方向”に沿ったポジション構築】

内容:
長期派の最大の強みは「ノイズを無視できること」。
短期の上下を気にせず、週足・月足ベースでトレンドを読むのが基本です。

手順:

  1. 月足で長期のサポート・レジスタンスを確認
  2. 週足でトレンド方向を判断(高値・安値の切り上げ/切り下げ)
  3. 押し目買い・戻り売りでエントリー
  4. 数週間〜数ヶ月保有

チャート設定(MT5推奨):

  • 月足:200SMA+フィボナッチリトレースメント
  • 週足:MACD+RSI(モメンタム確認)
  • 日足:エントリーポイント調整用

📊例:
USD/JPYが月足で上昇トレンド中 →
週足で押し目を確認 → 日足でロングエントリー


📉 4. 【リスク分散のための通貨・商品ミックス運用】

理由:
長期では単一通貨に集中すると、政治リスクや地政学リスクの影響を受けやすい。
ThreeTraderはFX以外にも 金(XAU/USD)・株価指数(US500, JP225) などを扱えるため、
長期保有向けの分散が可能です。

例:長期ポートフォリオ型戦略

資産クラスポジション方向目的
USD/JPY買いスワップ+米ドル上昇狙い
XAU/USD(金)買い有事・インフレ対策
GER40(独DAX)買い欧州株の成長期待
AUD/JPY買い高金利スワップ狙い

ポイント:

  • 通貨・商品を3〜5種類に分散
  • 各ポジションの相関を確認(ドルと金は逆相関)
  • 年数回のリバランス(利確・組み換え)で調整

🧠 5. 【ニュース・政策テーマを基にした“マクロ連動トレード”】

内容:
長期トレードは「国単位の政策変化」を追うことが鍵。
金利差・景気サイクル・資源価格などを基に、国の方向性でポジションを持ちます。

戦略例:

  • FRBが利下げ停止 → ドル高トレンド再開 → USD/JPYロング
  • ECBが金融緩和 → ユーロ売り → EUR/USDショート
  • 中国景気回復 → 豪ドル上昇 → AUD/USDロング

チェックするべきニュース:

  • 中央銀行(FRB・ECB・日銀)の会合スケジュール
  • インフレ率(CPI・PCE)
  • 雇用統計(NFP)
  • 各国の金利政策変更予告

分析ツール:

  • ThreeTrader公式の経済カレンダー
  • MT5のニュースタブ(指標速報)
  • TradingViewなどで長期金利との相関を見る

📋 長期派のThreeTrader設定まとめ

項目推奨設定
口座タイプPure Spread口座(手数料なし)
時間軸日足〜週足〜月足
平均保有期間数週間〜数ヶ月
通貨・商品USD/JPY・AUD/JPY・XAU/USD・US500など
取引頻度月に1〜3回程度
リスク設定資金の1〜3%/トレード
レバレッジ5〜10倍以下(低レバ)
目的トレンド追随+スワップ収益+分散投資
監視タイミング週1〜2回の確認でOK

ThreeTrader 口座タイプによる Q&A

Q1. 口座の種類は何がありますか?

A1. ThreeTraderでは以下の2種類のライブ口座タイプが用意されています:

  • Raw Zero(ロウゼロ)口座
  • Pure Spread(ピュアスプレッド)口座

Q2. それぞれの口座タイプの違いは?

A2. 主な違いは以下のとおりです:

項目Raw Zero口座Pure Spread口座
スプレッド0 pipsから(厳格な狭さ)0.5 pipsから(少し広め)
取引手数料往復4 USD(約400円)/ロット無料(スプレッドに含む)
初回最低入金額約1,000 USD または 約100,000 JPY約100 USD または 約10,000 JPY
最大レバレッジ最大1:1000(FX・金属他)最大1:1000
最小ロットサイズ0.01ロット (1マイクロロット)0.01ロット
取扱商品FX、CFD、貴金属、インデックス、商品、仮想通貨同様に豊富
ゼロカット(追証なし)ありあり
プラットフォームMT4 / MT5、ECN方式MT4 / MT5、ECN方式

Q3. どちらの口座が自分に合うか迷っています

A3. 目的やスタイルに応じて選ぶとよいでしょう:

  • Raw Zero口座
    スキャルピングや高頻度取引でコストを極限まで抑えたい上級者向け。
    スプレッドは狭いが、手数料がかかります。
  • Pure Spread口座
    少額から始めたい初心者やシンプル志向の方におすすめ。
    手数料無料で使いやすいが、スプレッドは若干広め。

Q4. デモ口座は同じ環境ですか?

A4. はい。デモ口座は同じ商品、スプレッド、レバレッジの環境で取引可能です。ただし、市場接続が本番とは異なるため、リアル口座と完全に同じ実行が保証されるわけではありません。


Q5. 口座タイプは後から変更できますか?

一度開設した口座タイプを変更することはできません。ただし、マイページから 別タイプの追加口座を開設することは可能です(最大5口座まで)。


Q6. 他に知っておくべき口座関連情報は?

  • 口座タイプはMT4やMT5のログイン画面でも確認可能:例として、「RAW」や「PURE」と表記されます。
  • MAM口座も提供されています。複数サブ口座の管理が可能な、資産運用向けのソリューションです。

Q&Aまとめ

  • ThreeTraderの口座タイプは「Raw Zero」と「Pure Spread」の2種類。
  • Raw Zeroはスプレッド最狭・手数料あり、Pure Spreadは手数料無料・スプレッド広め。
  • スタイルや資金に応じて使い分けが可能。口座の切り替えは新規開設が必要。
  • デモ口座を使って性能を体験してから選ぶのもおすすめです。

ThreeTrader(スリートレーダー)の口座別タイプまとめ

💎 1. Raw Zero口座(プロ・スキャル向け)

  • スプレッド:0.0pips〜(超狭)
  • 手数料:$4/1ロット(往復)
  • 特徴:高精度・低コスト約定
  • 向き:スキャルピング/デイトレーダー向け

💼 2. Pure Spread口座(初心者・スイング向け)

  • スプレッド:0.5pips〜(手数料込み)
  • 手数料:なし
  • 特徴:シンプルでコスト計算しやすい
  • 向き:スイング/長期トレーダー向け

👉 まとめ:

  • 短期・高頻度取引なら Raw Zero
  • 中〜長期・安定運用なら Pure Spread
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